四柱推命の十干や十二支の中には
吉の相性と凶の相性の組み合わせがあります。
一つの部分だけを見て
吉や凶とは言い切れないのも
四柱推命の奥が深いところ。
ですが判断をする上で
とても重要な部分になります。
その中でも今回は
十二支の組み合わせとなる『刑/冲/害/破』を
紹介していきます。
《四柱推命》刑（けい）/ 冲（ちゅう）/ 害（がい）/ 破（は）
十二支同士の相性が
悪い状態を表すものとして
刑（けい）・冲（ちゅう）
害（がい）・破（は）があります。
これらの時期は
突然の不運に見舞われたり
波乱が起きたり
人との衝突が起きやすいなどの
凶作用があると言われています。
干合や支合と逆の意味になります。
この中でも最も重い凶作用があるのが「冲」で
喜神や忌神にも影響します。
他の３つは影響が少ないので
凶の意味を持つと言っても
そこまで気にしなくても大丈夫です。
それではそれぞれについて
もう少し細かく見ていきましょう。
＜刑（けい）＞
正式には自刑（じけい）や
三刑（さんけい）があります。
刑があると
主に対人関係に支障をきたしやすい。
【自刑】
自刑は４つあり
（辰：辰、午：午、酉：酉、亥：亥）
勢いが強い同じ十二支同士の
関係を表します。
お互いが強いからこそ
お互いを気に入らず過剰に闘争心を持ったりし
トラブルになりやすい相性です。
【三刑】
十二支を剋する３つの関係を表します。
・勢いをたのむ刑（寅：巳、巳：申、申：寅）
自分の力を過信して人の意見を聞かない。
勢いがありすぎて失敗しやすい
・恩無き刑（丑：戌、戌：未）
薄情な性格、恩を仇で返す裏切りが起きる
裏切りが起きやすい。人からの迷惑を被りやすい。
・礼無き刑（子：卯）
礼儀に欠ける。母とこの関係が悪い。
子供のことで苦労する。
親とこの身内同士のトラブルが起きる
必ず起きるわけではなく
起きる確率が少し高くなる程度。
＜冲（ちゅう）＞
正式には対冲（たいちゅう）と言います。
「離れる」という意味があり
物事がまとまりにくい、持続が難しい
争いが生じやすいといった影響があります。
十二支の７つ目の陽干と陽干
陰干と陰干同士が剋しあう関係。
正反対のエネルギーのため相容れないことから
凶作用が生じます。
・冲の組み合わせ
子：午、丑：未、寅：申
卯：酉、辰：戌、巳：亥
命式に冲があると
離婚や親子の仲が悪くなるなど
人間関係が安定しにくくなります。
夢を諦めやすくなったり
人に感謝ができず人に辛く当たったりします。
特に日支と月支が冲していると人生で波乱が多く
人の援助を得られない、裏切られると言った
運が悪い傾向になります。
（未ー丑、辰ー戌の土性同士の冲は凶作用は弱くなります）
日支：健康面での影響の可能性もあり、
月支：社会的な立場での問題を注意した方がいいでしょう。
年支と月支：親との縁が薄くなる。早くに実家を離れる。
月支と日支：家庭、夫婦関係が不安定になる。
日支と時支：子供との縁が薄くなる。子供が家を離れる。
＜破（は）＞
正式には支破（しは）と言います。
多少振り回されたり
困らせられたりする
軽い凶作用を含んだ相性です。
多少のトラブルが生じていながらも
一定の距離にいるといった関係です。
・支破の組み合わせ
酉：子、辰：丑、亥：寅
午：卯、申：巳、未：戌
＜害（がい＞
正式には六害（ろくがい）と言います。
支合する２つの十二支を邪魔する関係です。
例えば酉ー辰の支合を冲する
（辰の反対側にある）十二支が戌というわけです。
肉親や親兄弟の不仲や分離を表します。
パートナーと六害になると
すれ違いが多かったり
細かいことでイライラする相性となります。
・六害の組み合わせ
酉：戌、申：亥、未：子
午：丑、巳：寅、辰：卯
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いかがでしたか？
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もちろん鑑定に来られた方には
特に足りない、または多い五行はどれかも含めて
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