「食育」子どもたちと地引網漁をしてみた!農林漁業体験! | 精神科医と臨床心理士の夫婦が子育てしてみたら

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大好きな子ども達がどんどん成長して変化していく。
あっという間に過ぎ去ってしまう毎日。
嬉しかったことや感動の瞬間、つらい経験をフレッシュなうちに
記録に残しておきたいと思って始めました。
いつか大人になった子供たちと見返せたらいいな〜。

こんにちは。

精神科Drと臨床心理士の育児記録です歩く

もし良かったら読んでいってくださいニコニコ

メンタルヘルス・健康・子育て情報を発信中病院

 

>>プロフィールはこちらです乙女のトキメキ

 

 

 

今回のテーマはうお座食育うお座です。

 

現在、子どもたちは2才、1才。

幸運なことに食物アレルギーは

今のところ無さそうです。

好き嫌いも少ないほうだと思いますが

思ったように食べてもらえずに

苦労することも多々あります。

 

最近の食事風景は下矢印こんな感じです。

 

るかくん、見慣れない食材だと警戒モード

「いらない。るか、

大人になってから食べるから~無気力

好物や美味しいものだと分かると

「るか、もうお兄さんだから食べるね~よだれ 

にこちゃんは大人になってから物申す

自分の食べる分を確保しようと

ちょっと意地悪な面もみられます笑

 

甘いものが大好きで

ご飯よりも前にお菓子を希望します。

言葉がだいぶ理解できるようになったので

「◯◯を食べたらアイスをもらおうね」

と都度説明。

分かってくれるときもあれば、難しいときも...もやもや

 

にこちゃん、本当になんでも食べられています。

「あけてーよだれ

「にゅうにゅー(牛乳)」

「じゅー(ジュース)」

とアピールしながら、

提供されたものは全部食べて

お兄ちゃんが残したご飯も

横から回収して食べています。すごい。

確実に、ばあばよりも食べているね笑

 

ママが頑張って作ったご飯を

残されちゃうのはちょっぴり寂しいけど

いずれ食べられるようになるだろうと

無理に食べさせることはせずに様子を見ています

両親とも食べることが大好きです。

「食」の楽しさを知ってほしいから

食べることが辛いことにならないように

気をつけています。

 

<意識して避けている対応ハートブレイク

①食べないことで叱る・怒る

②食べるまで食事を終わらせない

 

幼児は大人と違って感情に従い行動していますね。

「お肉が体を作ってくれるんだよー」

「バイキンを倒すためにお野菜をとろう」

「甘い味がするからちょっと食べてみようよ」

どんだけ食べてほしい理由を説明したり

説得しても嫌な時は嫌なんですよね。


仕方のないことです。

食べられるように色々と工夫してみて

それでも食べてもらえないなら大人側が諦め、

成長を待つようにしています。

 

<取り組んでみた対応・工夫イエローハート

①大人が食べているものは食べたいの法則

大人(主にパパ)が食べているものを

食べたいという気持ちがあるようで

お寿司やお刺身など

食べさせないようにしているものにも

手を伸ばして来ることがあります。

その気持ちを逆手に取って、

子ども達に提供する前にパパが食べてみます。

そうすると「るかもそれ食べたい凝視

「あけてーよだれ」が増えた気がします。

 

②ライブ・キッチン

卵料理をあまり食べてくれない時がありました。

ゆで卵・卵焼き目・玉焼き全部ダメ。

そこで試してみたのがライブキッチン!

ホテルとか行くとオムレツを

目の前で作ってくれるサービスありますね。

「ライブ・キッチン」と言うそうです。

大人でも目の前で調理されるとワクワクします。

我が家も食卓にカセットコンロを用意して

卵を目の前で割って

目玉焼きを焼いてみました。

結果、無事に食べてくれました拍手拍手拍手

 

③もったいないばあさんの絵本や動画

知ってる方も多いかも知れませんが

「もったいないばあさん」という

絵本・アニメがあります。

保育園でも食べ残し量をもったいないばあさんの

シールで表示して完食を目指しているようです。

怖がらせないように気をつけつつ

食べられていない時に

「〇〇を食べないなんて、もったいなーい!」と

もったいないばあさんの真似をしてみると

面白がって食べてくれるときがあります。

 

十分ではないかもしれないけど

いろんな工夫をして食事の楽しみを

知っていってほしいです。

食事の工夫や食育についてご意見や

上手く行った取り組みがあったら

ぜひコメントで教えて下さいお願い

 

前置きが長くなってしまいましたが、

今回の本題ですね!

子どもたちにうお座食育うお座できる

素敵な機会をいただけたので参加してきました。

 

地引網漁です!!

 

お世話になっている居酒屋の大将に

お誘いいただき家族みんなで参加しました!

4時半起きで早朝6時に実家を出発して
7時頃には茅ヶ崎のサザンビーチに到着!
 

合計100人くらいの方が集まりました。
天気はくもりで日差しも強くなく
ちょうど良い感じキラキラ
 

「大きなカブ」の話が大好きな2人
うんとこしょ!どっこいしょ!だよと
説明したら理解できたようでした
みんなで一生懸命に引っ張りました!
 

網の中には小アジや小サバなどがたくさんうお座
漁師さんたちがバケツに移してくれました。
 

 海から上がったばかりの
生きている魚に触れました!
図鑑やyoutube、水族館で見ていた魚が
海から獲れるってことが分かったね
 

子どもたちのために幹事さん達が
大量の水鉄砲も準備してくださって
大水鉄砲大会に!!
るかくんは大興奮でした爆笑飛び出すハート
 

 
人生初のスイカ割りにも挑戦!!
長く重たい木の棒を持って頑張って進みました
スイカに当たって満足した表情ニコニコ
夏のいい思い出になったね
 

 
お魚はクーラーボックスに
入れて持ち帰ってきました!
家族4人ではとても食べきれないので少しを残し
近所に住むY君にお譲りしました。
 
小さい鯛も入ってました!
ママが翌朝の3時に起きて
鯛飯を作ってくれました。美味しかったね。
 
「お魚さん動かないね凝視」と、るかくん。
死んでしまったから動かないんだよと
説明しました。
 

 
我が家の分は、コンロでそのまま塩焼きにしました。
 
さっきまで海で生きて泳いでいたお魚さんうお座
みんなで協力して地引網でとりました。
陸に上がったお魚さんたちは
はじめはうごいていたけど
やがて動かなくなり、死んでしまい
いつも食べている焼き魚の姿になりました。
 
「いただきます」「ごちそうさま」
 
お魚さん達にありがとうって伝えて食べようね。
いつもスーパーで買っているお魚さんも
手伝ってくださった漁師さん達の
おかげで食べられるんだよ。
漁師さんたちにも
ありがとうって感謝するのが
「いただきます」や「ごちそうさま」だよと
話しました。
真剣な表情で、聞いてくれた2人。
気のせいか、いつもよりも美味しそうに
食べているように見えました。
 
さて、うお座食育うお座に話を戻しましょう。
 

農林水産省の第4次食育推進基本計画では

「家族と一緒に食べる共食を増やす」

「朝食を欠食する国民を減らす」

「栄養バランスに配慮した食生活を増やす」

「農林漁業体験を経験した国民を増やす」

の4つを目標としているようです。

 

農林水産省が作成した

パンフレットのURLを記載します。

 

 

「食育」ってどんないいことがあるの?エビデンスに基づいて分かったこと:農林水産省

 

 
中身を少し紹介しますね。
農林漁業体験を経験した国民(世帯)の割合 は
平成27年度で36.2%のようです。
 
色々な研究のエビデンス(根拠)によると
農林漁業体験をすると
「食欲や栄養に関する知識が高くなる」
「野菜や果物を好きになる」
「バランスの良い食事をとる割合が高まる」
「体を動かす量が多くなる」
「ストレスホルモン値が低い」
「社会参加や地域の結束が強まる」 
などの報告があるようです。
 
今回の地引網漁はまさに
「農林漁業体験」に
当てはまるかと思います。
今日では、店頭に並ぶ食材の多くが食べやすく
調理しやすい形に加工されています。
一尾まるごとの魚を買う機会もそう多くはなく、
お肉類は元々の姿が想像できない形で
販売されています。
 
一~二世代前は
どこの家庭でも鶏を飼って
卵をとり、〆て食べていたようです。
そうした時代と比べると便利になった反面、
口にしている食べ物が
もともとは自然で生きている命だということを
感じにくくなっていますね。
 
1才、2才の子どもたちには
少し早いかも知れませんが
今回の地引網漁が
いのちの大切さ、自然の恩恵、
「食」に関わる人々の活動に
興味を持ったり、
理解を深めるきっかけに
なってくれたらと願います。
 

今回お世話になりました地引網の漁師さんです

 

また、来年も機会があれば

是非参加したいと思います。

 

もし良かったら

フォローやコメントをお願いします。

 

 

 

2024/07/02 どんどこ