皆さん 小中学生時代の思い出というと
どんなことがパッと浮かびますか?
私はテストで満点じゃなかった時
約束の帰宅時間に1分でも遅れた時
通知表が最高評価じゃなかった時に
家の玄関を開けるのが怖くて震えが止まらなかった感覚
母が納得する反省を述べられるまで廊下で正座している時
もちろん楽しい思い出もたくさんあったけれど
悲しいことに一番先に思い出すのが↑なんです
それを当時 友達にさえ言えなかった
周囲から見たわが家は「羨ましい家庭」と思われていたから
子供ながら そのイメージを壊しちゃいけない
そんな気がしたんですよね
「いいな〜」と言われる度に重い気持ちになっていました
心理学で使われるマズローの欲求5段解説
(専門家ではないので説明は省きます)
生理的な欲求と安全の欲求は満たされていたと思うし
そこは感謝してる
悲惨なニュースなどを見ると、もっとしんどい環境の家庭も
あるから 私なんて文句言っちゃいけない
そう抑えつける気持ちがすごく強かった
でも今振り返ると、なぜ強く強く抑えこんでいたのか…
吐き出せる先が全く無かった、というか思いつかなかった
今のようにSNSも無い時代だったしね
今でも幸せそうにしてる人を見ても
素直に「羨ましい!」と思えず
本当に幸せなのかな? 大丈夫かな?と思ってしまうのは
私のインナーチャイルドの仕業でございます
(命に関わる緊急を要することは別格として)
生活水準と悩みの多さは反比例でもないし 多種多様
特に心の問題は表に出にくい