いろんなものが間に合わなかったなという人生だった。
その多くは「怖い」という気持ち。
何をするにも恐怖が先に立って、何もできないまま時間が経つ。
やっと立ち向かって一歩進んだ頃には、
力は衰え、周囲には同世代は誰もおらず、
ひとりでやるには、いろんなことがおぼつかなくなっている。
それでも。
今、一人で、じたばたしながら、
自分と相談しながらいろんなことを決めている。
時にヒステリーを起こすし、考え方が幼すぎて、自分に嫌気をさすけれど、
決めて行動して受け入れている。
なん度も繰り返すうちに、少しは動揺せず、誰かのせいにせず、
苦い部分も受け入れて、生きていけるようになると、信じる。
決めたのは自分。
運命を受け入れる。