ブルーベリーが色付いてきました
ブルーベリーといえば食べる印象が強いですが、実は染料としても使えるのご存じでしたか??
植物を主とした自然由来の草木染めの一つとして最近また注目され始めてきているようです!
草木染めの歴史背景:
草木染めの発祥は中近東や中国と言われているようです。
中近東では、「貝紫」という材料が使われ、中国では、「黄檗(きはだ)」が使われていたようです。
日本には、縄文時代から草木染めは存在していたようですが、飛鳥時代700年ごろには、中近東と同じ「貝紫」を原料として衣服を紫などに染める文化があり、とても高価だったそうです!
1850年ごろから天然染料よりも安価で手軽な合成染料がでてきて、現在は合成染料が99%を占めているそうです。
合成染料には、安定した商品を安価で作れるというメリットもありますが、草木染は自然由来なので、環境にやさしく、オリジナリティあふれた作品を作ることができます!自分の好みの色合いの染料から生地をつくり、世界に一つしかない作品をつくるのも面白そうですね!
合成染料のメリット:
・安定して色合いをだせる
・安価
・色が強い
草木染のメリット:
・環境にやさしい
合成染料の排水は環境汚染の原因ともいわれていますが、草木で染めれば、川などに流しても環境を傷つけてしまうことはないです。
・微妙なニュアンスの色合いが出せる
自然由来の草木染はすでに様々な色素が含まれているので、複雑な奥深い色合いをだすことができます。
・身体にやさしい
効用のある植物を利用すると、皮膚病に効くものもあるようです。
実際染めた洋服がこちら!きれいな色に染まっていて、素敵ですね