こんにちは!

 

 

なぎさです!

 

 

 

前回のお話では、

私のお誕生日会を手伝ってくれない母の姿

長女である私に、

なんでもやらせる母の姿が

浮き彫りになったところです

 

 

前回のお話はこちら↓

 

 

 

 

そんな母に

三人目の子供が授かったのです。

 

 

 

私と2歳年下の妹

その下に

私とは10歳離れた弟が生まれました。

 

 

 

生まれた赤ちゃんがとてもかわいくて

私は弟の顔をのぞきこんだり

おむつを替えたりするのが嬉しかったのを覚えています。

 

 

そして、気がつくと

ほとんどの弟の世話は

いつの間にか私がしているのです。

 

 

 

母は

「これやっといて、

あれやっといて」

と当たり前のように

私に指図するようになり

 

 

 

さすがの私も

だんだんと

押し付けつけられている

と感じて

逃げたいような気持になってきました。

 

 

 

けれど母は

私の気持ちも、

都合も考えることもなく

 

 

 

赤ちゃんを見に来た近所の人が

「お姉ちゃんよくお世話するね!」

と感心して言うと

 

 

 

「この子は子供が好きだから!」

と当たり前のように

しゃあしゃあと言ってのけるのです。

 

 

 

 

私はおむつを替えさせられながら

ちょっと待ってよ、

子供が好きって....

 

 

 

いくら弟がかわいくても

それとこれとは別

 

 

 

と思っているのですが

自分の気持ちを聞いてもらったことも

尊重してもらったこともない私は

 

 

 

それを口にすることはできませんでした。

 

 

ただ

覚えているのは

庭先で弟を抱いている母と

10歳の私が写った写真

 

 

10歳とはとても思えないほど

大人びた顔で

笑っている私

 

 

だけど、

その笑顔はどこか寂しそうです

 

 

心の中では

 

「私も甘えたい!」

 

と叫んでいました。

 

 

 

私の心には

ぽっかり穴が開いているようでした

 

 

 

わたしはこの家に引っ越してきた

小学校一年生の時から

ほとんど

甘えさせてもらうこともなく

 

 

 

自由に遊ばせてもらうこともなく

勉強という大義名分のために

部屋に閉じ込められ

 

 

 

両親のけんかの心配や

ご飯を作るお手伝いをしてきたのですから

 

 

 

わたしはこの心を抱えたまま

いよいよ、

思春期へと入っていくのです。

 

 

 

 

次回は

私の小学生の頃のお話の

記事を振り返って、

まとめ

をお送りします。