人は1人では生きていけない。
よく聞く言葉ですね。
人は誰もが社会の一員なので、社会の中で生きていかなくてはなりません。
「人間」という言葉がそれを物語っているでしょう。
1人では生きていけないというよりも、そもそも1人ではないのです。
誰かの助けを得るために仲間が必要になるということから、「人は1人では生きていけない」と解釈する傾向があるように思いますが、実はもっと根本的なところにその意味があります。
この世に生まれた瞬間に社会の中に誕生しているので、自分勝手に何でもできるわけがありません。
偉い人でも、そうでもない人でも同じで、単に社会に組み込まれた1人でしかないのです。
また、「他人に迷惑をかけなければ何をしたっていい」というお声を聞くことがありますが、そうおっしゃる人からかけられる迷惑がとても多いように感じます。
存在していれば、どんなに気の合う仲良しの相手であろうとも、迷惑を掛けてしまうもの。
よい関係を築いているからこそ、迷惑だと口に出すことはないし、相手もひいき目でいてくれるでしょう。
しかし冷静に考えてみれば、迷惑に思わなかったとしても、それなりに気を遣わせているし、自分もまた我慢したり、相手にあわせていることがあるはずです。
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当り前のように語られて、あたかも知ったように思えることを改めて熟考すると、いろいろな気づきが生まれ、自分の浅はかさや未熟さがわかります。
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