『大和の心で読み解くルノルマンカード』(河出書房新社)
ご好評いただき、ありがとうございます
「山」についての解釈です。
見るからに険しそうな山ですね。
本書P48~参照
目の前にある険しい道のりということから、障害や壁、難所と解釈をされる「山」のカードです。
確かに、大変そうですね。
しかし、和のルノルマンカードでは、山を愛でる心を尊重し、高い目標という含みを持たせています。
また、本書の解説にも書きましたが、昔は皇族をはじめに、裕福な人だけが楽しめる登山でした。
お金がなければ装備ができず、万が一の時はあきらめるだけだったのかもしれませんねと、勝手に想像していますが。
いずれにしても、ある程度の持ち前や資格がなくては、山には登れない憧れの山ということでしょう。
目の前に山があり、登りなさいと言われることは有り難いことでもあるのです。
ということから、登れる状態にならなくては、「山」は出現しないと解釈しています。
もちろん、登るのは苦しいし、時間もかかり、つらいかもしれません。
でも、乗り越えた先には、「山」の頂きにあるものが自分の糧となり、さらなる高みに登る切符を持てるようになるのです。
和のルノルマンカードのおみくじで、「山」は凶後大吉となっていることにも頷けるのではと思います。
ということで、万が一、未来に「山」が出ていても安心して登ってください。
登れるから登場した「山」なのですよ
過去に出た「山」は、越えてきたものがある証ですね
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