多様化と騒がれる近年ですが、それはグローバル化の産物でしょう。
世界を行き来し、世界中との取り引きで、様々なものがもたらされるようになりました。
言葉も違えば、文化も違うという国々が混じり合うことで、どんどん多様化が進んでいくからです。
あらゆる個性を受け入れて、お互いに尊重することが欠かせない時代ですが、なかなかそうもいかず、諍いが起きていたりもしますね。
とはいえ、基本的には混ざり合う方向に向かい、多様化が進んでいるでしょう。
一見、それぞれが自由でユニークな存在になるように思えますが、ここが多様化の面白いところ。
実は個性が失われて、何でもござれの状況を招いてしまうのも多様化でしょう。
独自性や個性のままに集まって進んだはずの多様化は、没個性を生む要因にもなると思います。
本当のそれぞれは、そこに存在するものが個々にあるというもので、独自性や個性でも何でもないのです。
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