ある日、訪れることを、あらゆる事柄に当てはめられるように一言で答えるとしたら、どう答えますか
私の答えはこちら
「終わりの瞬間」です。
「はじまりの瞬間」であることもあるでしょうが、今、ここに生きて存在しているなら、それまでにやってきたことがあるはずです。
それは、意図的なことに限らず、無意識に当り前に行っていることかもしれません。
それがある日、終わりを迎えることがある。
別のやり方に変えたからかもしれないし、これまでのやり方が不可能になってしまったという場合もあるでしょう。
いずれにしても、どんな生き方をしていようと、何かしらを続けて生きている限り、「ある日」は訪れます。
だから、続けられていることが素晴らしく有り難きことなのです。
「当り前になっていた」としても、それは「当り前」ではない。
自分の思考が停滞し、そのことに気づかなくなっているだけでしょう。
映画『ボレロ 永遠の旋律』の感想を書きましたが、『ボレロ』に込められた繰り返しの旋律と、突如訪れる終わりや破壊の瞬間はどこにでもあり、決して特別なことではありません。
リズムにのるように、淡々と続けているうちに、何も考えることなく継続してしまうと、それが大きな終わりへの導きにもなることも……
続けることは大切で、継続は力を生みますが、ひたすら何も考えずに続けることは、ときに過ちに気づかぬ状況を生み、終わりではなく、破壊や破滅を生むこともあると言えるのかもしれません。
久々の考察を書きましたが、こうした日々の考えから生まれた気づきなどをタロットの意味に結び付けた本がこちら
文庫とKindle版がございます。
どちらもコンパクトでオールカラー。
パッと開いたページで考える本という仕様ですが、本の終わりにカード索引がありますので、読みたいカードのページを開いて、メッセージを確認できます。
偶然に開いた本のページだけでなく、お手持ちのタロットを引いて、そのページをご覧頂くことも可能です。
ぜひ、チェックされてみてくださいね


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タロットリーディングのコツをマスター

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