遠足前に興奮して眠れない病は、半世紀以上を生きた今でも続いている困った私です。笑
仕事を詰め詰めに詰め込んで予定を空けるなどしながら、前々から準備を進めていきます。
そして、イベントの前日は、着ていく服を選び、持ち物を揃え、当日の朝は爽やかに清々しく出掛けていくだけというところまでスタンバイしておきます
実際に当日を迎え、お目当てのイベントに行くと、そこでもまた楽しいことがあるのですが、結局はアッという間に終わってしまうので、ほのかに「なーんだ」という感じがすることは否めません。
そして翌日からは、また仕事仕事仕事の日々に戻ります。
だから、お楽しみの当日よりも前日が好きです。
ワクワクして何も手に付かなくて困るけれど、それでもいい。
前日から遠足ははじまっていて、遠足当日はすでに遠足の後半に入っているのです。
子どもたちは、そこまで自己分析をしていないし、大人たちは、「そんなのは子どもだからだよ」と片付けてしまい、着目しないのがほとんどでしょう。
でも、実はすごいことで、自分をワクワクさせて楽しませる力を持ち続けられるかどうかにかかってくることなのかもしれません。
未知なることや未来への希望を持つ幼少期の自分への理解は、今の自分をドライに見つめる時にも役立っていると思います。