運命の人と聞くと、本当に特別な相手で、一生お付合いすることになる人物であると思うかもしれませんね。
でも、LUAが考える「運命の人」はそうではありません。
運命の人には、素晴らしい人、とんでもなく迷惑な人、通りすがりの人など、いろいろ存在しています。
いずれにしても、自分の人生に大きな影響をもたらす人です。
恋人や配偶者としての運命の人(運命の相手)もありますが、親子関係のように、切っても切れない血縁者も含まれます。
また、仕事や趣味を通じて出会い、よき相棒となった友人や同志も含まれるでしょう。
反対に、トラブルや迷惑ばかりをもたらし続ける人なども、ある意味では運命の人になるかもしれません。
相手にせずにスルーできれば運命の人にはなりませんが、甚大な被害を被ったり、長期に渡る腐れ縁的なものは運命的と言えてしまうからです。
一方で、道で倒れて死にそうな時に救急車を呼んでくれたり、応急手当をして大事に至らぬようにしてくれたなど、自分を救ってくれた人も運命の人に含まれます。
この場合、見ず知らずの相手に運命を変えられたというケースもあるはずです。
助けてくれた相手の顔を見てお礼を伝えられたとしても、名前すらわからない者同士だったり、再会しても気づくことのない通りすがりの人である可能性もあるからです。
著名人の言葉や、1冊の本が運命を変えることを考えれば、自分は相手を知っていても、相手は自分のことを知らず、運命に影響を与えていることさえわからない。
そういう一方通行的な影響の場合は、運命の人とはならず、運命的な出来事になるでしょう。
道ですれ違った人が物を落とすと拾ってあげる私ですが、反対に、拾って頂いて助けられた経験もありました。
そういう時にいつも思うことがあります。
この人と私は2度と会うことはないかもしれないし、再会しても、お互いを認識することのないすれ違いの出会いの関係に過ぎないなと。
しかし、大事な物(お財布やカードケースなど)を紛失せずに済んだことで、中身を悪用されたり、事件に巻き込まれることなく今を無事に生きているとも言えます。
落ち込んで、もうおしまいだと、人生を放棄したくなった時に、すれ違った人のつぶやきが救いとなって立ち直れることもあるでしょう。
運命の人は、人の意識や未来に影響する人物でもあるのです。
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