手段を選ばず、死に物狂いで何かを成し遂げることは素晴らしいとされがちですが、本当にそうでしょうか。
死に物狂いで命を落としてもいけませんし、人を殺めて事を成してOKであるはずがありません。
極論を言いましたが、手段を選ばないとなると、人としてやってはいけないことをすることがあるでしょう。
法に触れるまではいかなくても、倫理を犯し、人の道を外れ、利己のためにまい進する。
目的を果たせたとしても、良心の呵責に苛まれないのでしょうか。
そもそも良心を捨ててしまったから大丈夫ということなのではとも思えてきます。
人VS人もそうですが、組織VS組織、国VS国など、規模は異なれど同じことです。
結果を出さなくてはいけない。
手柄をとらないといけない。
利益を得なくてはいけない。
そうして必死になりすぎて我を忘れ、自分を失ってしまえば、良心も倫理もなくなるでしょう。
損をしても、結果を出せなくても、手段は選ぶべき。
人であり続けなくては、もう、死んだも同然です。