苦しくて、辛くて、誰か助けて!
そう思って、宗教やスピリチュアルなものに頼ろうとすることもあるでしょう。
未来を指し示してほしくて頼る占いや霊能者も、そこにまとめられてしまうこともありますね。
また、誰かしらに頼りたい気持ちから、頼り切りになってしまうことも。
それが親や子という、切り捨てられない血縁関係であったときは、ずっと自立できない共依存を招いてしまうこともあるでしょう。
宗教やスピリチュアルなものも同じです。
どっぷりと浸かりすぎて、それだけに頼り切りになると、もう、自分の考えで動けなくなってしまいます。
何かに頼りたい。
心のよりどころがほしいというときは、助けを求めるのも必要でしょう。
でも、そればかりにしてしまうのはとてもキケン。
ちょっとラクになれたら、また自分で行動していこう。
そうして気持ちを切り替えながら、自ら動いていかないと、些細な不安にも脅かされて、自分では何もできなくなるでしょう。
悩みを持つことはよくないことと思われがちですが、本当にそうでしょうか。
悩ましいと思うくらいまで真剣に考えることが悪いことなのでしょうか。
たくさん考えて、思い悩みながら納得して動いていくことこそが、自分で生きる人生になるはずです。
救いを持つことはOKでも、救いに頼り切りでは、自分の人生を丸投げしているようなものになるでしょう。