開運したり、運を上げることを願うけれど、運の背中合わせに存在するのが何かしらのリスクでしょう。
それを肌感覚で理解しているからこそ、失敗を恐れて保身に走り、運をつかみ損ねてしまう。
成功する人や勝者がいれば、失敗する人や敗者がいるということ。
言い方を変えれば、成功がどこかで失敗を生み出しているし、失敗して負けてしまったからこそ、勝者となって成功する人が生まれる。
しかし、何の苦痛も味わっていないように思える成功者も、現状を手放す覚悟を決めることで、後戻りできない状況やリスク、それに伴う痛みをとったということです。
どこでどんなリスクをとるか。
開運や運気と聞くと、ギャンブルの運任せの”運”と別のものと受け止められがちですが、根っこの部分は似ていますね。
行いや目的がまったく違っていても、どちらにもリスクはついて回る。
宝くじで高額当選した人を羨むように、成功者のことを”ラッキーな人”として一緒くたにすることに通じる話です。
運がめぐればうまくいくというのも決めつけで、めぐる運の中でどうしていくかにも、その人の生き様が表れるでしょう。