どんな人のどんな理想であっても、きっとステキなものでしょう。
なんといっても「理想」なのですから。
理想の恋人と結ばれたい。
理想の職業について活躍したい。
ほしいものすべてを手に入れて理想の自分になりたい。
いろんな理想があり、できるだけ近づいていきたい「理想」であると思います。
でも、意外と落とし穴になってしまうのも、「理想」です。
たとえば、◎◎で、◎◎で、◎◎で、◎◎という条件の揃った理想の人物との恋を願っていたとします。
そんなときに出会った人が、◎◎で、◎◎で、◎◎で、◎◎というという条件は揃わなくても、〇〇で、〇〇で、〇〇な素晴らしい人なのに、理想のタイプではないからと、スルーしたり、適当に交際して、せっかくのご縁をダメにしてしまうのです。
実は、その人こそが、自分にとってピッタリの相手かもしれないのに。
理想は誰にでもあるでしょう。
でも、理想という縛りを設けて、自らの自由や可能性、拓かれるであろう未来を奪ってしまっては元も子もありません。
理想は、思い描いた想像の世界のもの。
理想は理想でしかないのです。