「これ、よくない?」「いいでしょう?」と問われても、「そこ、私の意見は要りませんよね?」と思うことがあります。
ご自由にどうぞポイントで、人の意見を聞いてどうしたいのでしょうか。
もちろん、一緒に考えて行おうというときは、こういう意見交換が必要ですし、自信を持てないときに、個人的な考えや思っていることを誰かに確認したりしますよね。
正しいか間違っているかを確認するために、誰かの意見や考え方を知りたいときは、有効な手段でしょう。
でも、単に気に入ったものや好きなこと、やりたいと思っていることに同意を求めることは、また別の話です。
好き嫌いばかりを言うのはよくないことですけれど、でも、好きだな、いいなと思ったなら、それはそれでOKでしょう。
それなのに、人がどう思うかを気にしてしまい、友達や周囲の人に問いかけて、自分のセンスや選択の正しさを確認しようとする人がいます。
これは意味のないことでしょう。
あなたが気に入って、「これだ!」と思ったら、それで十分ですよね。
無理矢理に同意を求める必要もないですし、人から、「私はあまり好きじゃないな」「ぜんぜんいいと思わない」「むしろ嫌い」などと言われて、自分の気持ちを封印し、なかったことにしちゃうのですか?
それは本末転倒というか、個人的には信じられません。
せっかくこれだと思うことを見つけたはずなのに、ちょっと人からおかしいと言われたり、「それはムリだと思うよ」などと言われたことで、可能性を確かめることもせずに、他人事として放たれただけであろう適当な言葉を鵜のみにし、未来の夢を潰してしまうのです。
人の好みや主観はそれぞれですから、自分がいいと思ったらそれでよしとして、我が道を歩んでほしい。
自分の思いを捻じ曲げてまで我慢して、魅力を感じられないものに賛同を示し、その他大勢のみんなの仲間入りをしても不満しか残らないでしょう。
キョロキョロしすぎないことも大事です。
自分でよしとしたからOKとすれば、無暗に人に問うこともなくなり、無用の心配を抱くこともなくなるでしょう。
自然と自信も持てるようになり、あなたの中のポテンシャルも膨らんでいきます。
私が言うのもなんですが、占いも無用になるでしょう。
少なくとも、占いで不向きであると言われても、そんなことは克服すれば済む話で、あきらめるところじゃないという判断もつくようになります。
占いでダメポイントを指摘されたら、それをどう乗り越えるかを考えればいいだけで、自分でやると決めたならやればいい。
拙著『78枚で占う、いちばんていないなタロット』でもお伝えしていますが、答えはあなた自身の中にあるのです。


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