占いは副業にいいとか、副業でやるのはよくないとか、SNSの発言をよく目にするようになりました。
占いがどうのこうのではなく、副業の位置付けと定義は、人それぞれですよね。
たとえば、俳優やミュージシャンを目指してがんばっているけれど、なかなか仕事にありつけず、生きるための仕事としてアルバイトをしたり、会社員となって働きながら、夢を温めている人もいます。
その場合、俳優とミュージシャンが副業になるのでしょうか。
むしろ、本命で目指していることなら、それが本業になるのでは?
占いも同じで、占いだけで食べていけるようになりたいけれど、今はまだまだだからほかの仕事と兼業中という人もいるでしょう。
転職の候補として、CGデザイナーから占い師への道を考え始めたときの私は、まず、お金にならない占いだったので、やめたいと思っていても、デザイナーをやめられませんでした。
何がなんでも占い師になりたいと思っていたわけではなく、1つの候補としての占いだったこともあり、なかなか決心がつかなかったというのもありました。
副収入を得るための副業という位置付けが、本来の辞書的な副業になりますが、実際には、収入の大きさではなく、自分がどちらに重きを置いているかで変わってくるでしょう。
私のケースでは、占いの仕事が軌道に乗り出していったところで、デザイン業務を手薄にし、占いへの比重を高めるスタイルで本業化しました。
副業は、臨時収入を得るための仕事であるとするなら、片手間の腰掛けということもあるかもしれませんが、今は生計を立てられないけれど、その道で一本立ちを考えているとしたら、そんなに軽い気持ちで続けているわけではないはずです。
ですから、本業としてやっている人よりも、副業として請け負う人が劣っているとは限らず、それはその人次第で変わってくるでしょう。
私のケースに当てはめると、途中からデザインが腰掛け化していたとも言えるわけです。
1つ、重要なのは、本業にしたい副業でも、お小遣い稼ぎの副業でも、お金を受け取ることであることには違いはないということ。
お金を支払う側からすれば、副業でも本業でも関係なく、プロの人への対価として支払っているからです。
相応の覚悟が必要で、二足の草鞋にありがちの、「本業が忙しいから」「副業が忙しいから」などと、別件を盾にしてはいけないでしょう。
デザイン業務から占いに一本化する際にも、デザイン仕事を適当にしたことはありません。
占いを仕事にするとかしないとか、そういう話を振られることがありますが、仕事にしたいならすればいいし、したくないならしなくていいと思います。
準備期間を含めた有形無形の投資を考えたら、占いという仕事のほかにも、別の職業候補と自分の資質、適性を考えて、進路を選ぶことがスマートでしょう。
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