今日は月曜日だと思っていたら日曜日でした
曜日に無関係で仕事をしているこの頃なので、曜日がわからなくなることがあるのですね。
ところで、映画『ジェーン・ドウ』を観ました。
蠍座に入った木星に捧げるのに相応しい作品でした。
この止め絵を見ただけでダメ……という方もいらっしゃるかもしれませんね。
FBIやCIAものでお馴染みの死体解剖から、ストーリーが展開されていきます。
この作品で新鮮だと思ったのは、死体解剖シーンがメインという点もありますが、それよりも、父と息子の物語でもあるところです。
母と娘、母と息子の話は多いですが、母は一度も登場することなく、父と息子だけがメインの登場人物で、あとは死体だけという変わった映画でした。
母と娘と違って、父と息子の関係も、さっぱりした感じでありながら深みがあって素敵だなと思いました。
さて、タイトルにある「ジェーン・ドゥ」とは、身元不明の死体の呼称だそうです。日本でいうところの「名無しの権兵衛」みたいなものなのだとか。
そんな身元不明のジェーン・ドゥの死体は、外傷がなくとてもきれいで、死後時間を経過しているはずなのに、メスを入れると鮮血が流れ出てきます。
そんな状態でありながら、口を開けると舌が半分なく、手足は砕かれた状態で、内臓も傷ついているのです。
どんな謎が解明されるのか
ということで、気になる方はぜひ、嵐の夜にご覧になってみてください。
恐怖が必ず倍増すると思います
わたくしはうっかり、普通に晴れた夜に観てしまいました
かなり魔法感があり、バリバリにオカルトのホラーでした
古典的な面と、新しさが混じっていて、結構、お気に入りです
<追記>
ジェーン・ドウが力を発揮するときのテーマ曲
McGuire Sisters- Open Up Your Heart And Let The Sun Shine In
明るい曲調で、ママと子供の歌なのに、笑顔をまとった悪魔が登場……
この曲が頭から離れなくなることも……