他者のリア充書き込みを見て落ち込む人がいることは、随分前に知りましたが(「本当の「リア充」ってなに?」「リア充な書き込みを見て凹んでしまう?」)、なんと、リア充ぶるために貧困化する人がいるそうです
たとえば、オシャレなカフェで友人とランチに行き、友人がランチを食べるのを横目にコーヒーだけでやり過ごしたり、用事があるからと姿をくらましたりしながら、服やシチュエーションのためにお金を使い果たし、ご飯が食べられないというお話。
都会に住む人が陥る、見えない貧困について書かれた記事
見えない貧困、アーバンプア
飢えていても成功を装うミレ二アル世代
記事はインドについて書かれたものですが、日本にもアーバンプアがいるでしょう。ライフスタイルに見合わない収入で独り暮らし。賑やかな誘惑に負けて遊び歩いたり、オシャレにお金をかけているうちに、食べ物を買えなくなってしまうのです。
友達や仲間が持っているから欲しい。みんながカフェに行くから自分も行かなくてはという流れですよね。本人が望んでいる場合もあるかもしれませんが、周りと同じことをしたり、少しレベルを上げることで賞賛されることを望んでいるのなら、すぐにやめた方がいいでしょう。
人より優れた自分、いい生活をしている自分を演出しても、心は満たされず、みじめで切なくなるだけです。心はどんどん蝕まれていくでしょう。
人より上を行く自分を目指して、人に負けない自分になろうとするなら、他人の価値に引きずられてはいけません。
「価値は自分で決めること。戦う相手は自分自身」
今日の自分より明日の自分が素敵になれれば、それは向上している証拠。周りに踊らされて自分を見失うことこそ、「負け」なのです。