実家は持ち家ですが、私個人は不動産を持っていません。子どもの頃は、ずっと同じ場所に住んでいたので、引越しする同級生が羨ましく思えていました。転校となると、いろいろあるかもしれませんが、学校の区域内で引っ越す分には、気分が変わっていいですよね? 持ち家だとそうはいかない。こんな家はイヤだと思っても、「ここが家なんだから」と言われておしまいです。
そんな背景が影響しているのかどうかは謎ですが(姉妹は結婚してすぐにマンションを購入している!笑)、私は自分の家を決めたいと思わないので、家やマンションを購入して、自分の住処を得たいと思ったことがありません。実家に帰る気なのだろうというツッコミがあるかもしれませんが、そうではなく、どこで最後の時を迎えようかなと考え続けているからです。たぶん、東京ではないでしょう。ずっと東京にいて、東京に住み続けていますが、東京が自分にとってのベストスポットだとは思えないのです。
でも、東京オリンピックが決まりそうな気配があったときに、不動産の購入を考えたこともありました。なぜなら、安いうちに購入して、高いときに売るためです。自分が住むことは関係なく、不動産の価値としての話です。
そんなことを考えながらも、購入した家が地震で倒壊したらどうするのだろう? 原発の放射能問題のような何かしらの新しいデメリットがあらわれたらどうなのだろう? まさに、東京オリンピックの豊洲周辺にはそんな気配がありますよね。原発だけがリスクではなく、どこかに定住するということがリスクなのだと思います。
ところで、やっと本題です
新しく保育園を作ることに反対する人が多いと聞きます。それも、子育てを経験した年配の方々からの声が目立つとか。自分は子育てをしたのに、子育てをしている人の応援をしないつもりなの?と、思う人もいるでしょう。確かに、理屈はあっています。けれど、子育てを終えて、自分の余生を静かにのんびり過ごし、最後のときを迎えるために、長年のローンで購入した不動産だったとしたら、うるさいのは御免だと思うかもしれませんよね。
ちなみに私は、どちらの味方もしていませんし、子どものいない私自身は、保育園がすぐ下にあるところに住んでいます。確かに、毎日、子どもの声が聞こえてくるし、運動会の練習時期になると、ずっとアンパンマンが流れていたりします。そして、そんな環境の中で、原稿執筆をする毎日です。子ども向けの本も書きますが、不倫原稿や哲学や魔術的なものも書いています。
太っ腹ですよね? 私って
勘違いされるといけないので明言しておきますが、子ども好きではありません。(嫌いとは言っていませんよ!)子どもの多い地区なので、少子化問題なんてウソのよう。外に出れば、必ず子どもに遭遇します。でも、子どもの親をしているわけではないですし、大人とすれ違うことと、子どもとすれ違うことに変わりはありません。それに、うるさい声は、子どもだけのものではないでしょう。人の悪口を言ったり、キンキン声で騒いだリ、下品な大声で笑う大人もたくさんいます。うるさいのは、みんな同じだということです。
つい、熱くなってしまいましたが
結論です
不動産選びは、環境を含めて行うことです。購入するとなれば、購入後の環境の変化(天災、災害、周囲の住人や近隣施設など)がリスクになり、その物件の価値が変動することを踏まえ、予測した上でのことになります。何かしらのトラブルがあった場合は、自分の見る目がなかったのかもと、あきらめるしかないのではと思うのです。
こわーい! やっぱり、私には不動産は買えない!(買うお金はあるんですか?という質問はしないでっ)<img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20150926/16/lua-queen-blog/03/7f/j/o0300030013436210086.jpg" style="display:none" />