何かを学ぶときは、それが自分にとって難しく、理解の範疇を超えているかもしれません。他の人が理解できていても、自分にはできない可能性があります。このことが虚栄心や自尊心に結びつき、自分を貶めたくない気持ちからガードに走り、学ぶことを拒否するかもしれません。

 

これは、新しいものを自分に取り入れるときに、必ず起きることです。いつもと同じでいられれば、波風は立ちませんが、いつもと違う何かをしたり、何かを取り入れるときには、戸惑いや不安が生じます。

 

新しい環境に向かうときや、人間関係を築くときにも同じことが当てはまるでしょう。馴染んでしまえばこっちのものになりますが、そこに至るまでの変化の過程はカオスそのものです。

 

現状と新しいものを取り入れた未来の間にある温度差が、恐れの気持ちを生みます。通らずには行かれないカオスですから、そこはあきらめて進むしかないですよね。