宗教を超越しているからこそのカオス

ハロウィン、クリスマス、お正月……と、イベントの続くシーズンです。心待ちにしている方、うんざりしている方、くだらないと卑下している方など様々だと思います。

個人的には、仕事で旬なテーマを扱った原稿を書きますので、否定的な発言は控えないといけないのですが、外出して感じるわざとらしいそれっぽいムードは苦手です。どこに行ってもクリスマスソングなんて、肝心のクリスマスが来る前に飽きちゃいますよね(*_*;

日本はお正月があるのに、ハロウィンをしたり、クリスマスをするのはおかしい。あれは宗教だという声もありますが、それは受け止め方次第です。宗教の違いでテロや戦争が起きる世界を見渡すと、日本は本当に平和な感性を持っていると思います。真面目な信仰心が薄いという見方もありますが、どんなものにも関心を示して取り入れてみようとする寛容さとも言えるでしょう。これは誇るべきことです。まさに、「隣人を愛している」ということになるのでは？

隣の家の宗教が楽しそうだな、お向かいの家の祝祭を一緒にお祝いしちゃおうかな、そんな気軽なニュアンスは、信心している人からすると、とんでもないと思われてしまうのでしょうか。そうだとしたら、そんな宗教はろくなものではありません。自分の宗教に共感してくれるだけでも嬉しいことでしょう。

宗教を超越しているからこそのカオスと受け止めて、この平和な感性を世界に広められたら素晴らしいです。