蜘蛛を全面に押し出している蜘蛛好きな私ですが、「なぜ、蜘蛛なのか?」については、ブログでは触れていませんでしたね。ということで、タイトルのとおり「蜘蛛とわたし」です。笑

爬虫類はむかしから好きですが、実は虫は嫌いでした。出れば逃げるし、部屋にいたらパニックです。子どもの頃は大丈夫だったので、バッタやカブトムシの幼虫、ダンゴムシなど、いろいろ捕まえてはいじり倒し、虫が弱って動かなくなると、虫を手のひらにのせて、優しく撫でて「ごめんね」と言っていました。虫にもそれが通じるのでしょうか。動かなかった虫がまた動き出すことがあったと記憶しています。

大人になるにつれて、どんどん虫嫌いになっていったのですが、あるとき、天井からハエトリグモが落ちてきて、私のまつ毛をクッションにして、机に降りて走り去りました。悲鳴をあげる場合もありません。この出来事があってから、なぜか蜘蛛だけはそんなに嫌わなくなったのです。
シャンデリア2

その後、雨上がりの日に、雨の雫をまとった蜘蛛の巣が、太陽の光を受けてシャンデリアのように輝いているのを見かけて、その美しさに惹かれるようになりました。雨上がりにお目見えする蜘蛛の巣のシャンデリアは、蜘蛛と自然が織り成す芸術です。あまりに美しかったので、雨上がりに蜘蛛の巣を探すことが楽しみになりました。
シャンデリア1

蜘蛛の巣を探していると、その主である蜘蛛に出会ってしまうことがあります。はじめは気持ちが悪いような、怖いような気がしていたのですが、どんどん慣れていき、今度は、蜘蛛の美しさに気づいたのです。

種類によってフォルムや色などが異なりますが、同じ種類であっても、柄や色の雰囲気が違っていてユニークです。そのうち、図鑑まで購入するようになり、どんどん蜘蛛の世界に踏み込んでしましました。笑

占い師デビューをしたときから、私のトレードマークは蜘蛛です。蜘蛛のペンダントを、身に着けて占い館に座り、「LUA(るあ)」という名前を憶えてくれていないお客さんからは、「蜘蛛の先生」と呼ばれていた時期もありました。

ミステリアスで美しく気持ちの悪い蜘蛛は、私がイメージする禁断の世界の象徴に思えて、まさに、神秘的な占いやオカルトにピッタリ! 今では「蜘蛛女」とも呼ばれるようになった私です(≧▽≦)