昨日の続きです真顔
中国の術を使ったら。。。

銀座の奇門遁甲の専門家に
言われた通り、家の裏庭で
謎の儀式を行いました目

指定されたのは夜9時。
意外と、人が通る時間で
ひやひやもの😓

割と高額だったので母には
内緒でやりました。

やるだけやった。
後はもう他力本願です。

今の私なら、別のことを
してたでしょうが、
当時はもう術に
頼るしかなかった笑い泣き


1ヶ月後、母が

「決めた。うち、引っ越すよ。」

と宣言しました。

父も弟も私も、疲れきっていたので
「うん。」とただ頷きました。

去るのも悪くない。
危険を感じたら離れるほうが
良い、と本当に思いました。

こんな本もありますよね↓

「逃げることは、後ろ向きではない。
戦うことと同じくらい積極的行動です」


私たちの引っ越しの噂を聞いた
母の生徒さんのリーダー格の
保護者は、
被害者が引っ越して
加害者が残るのはおかしいよ!
と怒り、
『加害者の娘が引っ越してくれ〰️‼️』
と署名活動を始めましたガーン


実はもう、新しい家も決めました、
署名はやめてください。と
頼んだら、
「うちの子達が唯一楽しみにしてた
習い事だったんだよーえーん」と
声を出して泣かれました。

思い出のたくさん詰まった家は
不動産屋を介して
爽やかな、笑顔の素敵な
若い夫婦が買ってくれました。

彼らに4歳の子どもがいる、
と聞いた時
心臓がギュッと縮みました。

どうしようもないの。
これしかないの。
ごめんなさい。
と呟いてました。

50人以上の生徒さんに
別れを告げ、いよいよ
引っ越しの日が来ました。

朝8時に、引越しトラックから
降りてきたのは5人の若者。
皆さん、がっちり系の体格
イケメン揃いで頼もしいラブ

テキパキと家財を運び出して
しばらくした頃、
玄関が騒がしい。

「危ない!どいて!」
だったのが、そのうち、
「邪魔だよー!どけよ」
と怒鳴るお兄さんたちの声。

リーダーの人が走り寄り、
「近所の知り合いですか?
ちょっと変な人なんです!」
と困惑顔。

もしやっ!玄関に行くと、
隣の娘さんが
うちの玄関前に立っています。
私たちにお別れの挨拶に
来たのではないことは
すぐにわかりましたゲッソリ

真っ赤な口紅。
真っ青なアイシャドー。
全身シャネル。

お兄さんたちにアピールしてました

彼女、ずっーと玄関にいて
動かないのです。
いつもと違い、アヒル口、
首を傾げたりしています。
(40歳がしちゃだめだよ、それ。。。)

リーダーのお兄さんの耳元で
「赤ちゃんが欲しいわね。。。」
と囁いたそうです。

私は
(あ・・・彼女もオンナなんだ)
と思いました。


新しい家は中古ですが、
良い気を感じました。
家主さんが、
「この家に住んでたら良いこと
たくさんありました。
気に入ると思います。」と
言って引き渡してくれたのが
嬉しかったですねおねがい

実際、その通りだった、
と今でも母は言います。

なんと、4人の生徒さんが
引っ越した地に
バス、電車、車で
引き続き、習字を習いに
来てくれました。

1年経った頃、
うちを買ってくれた
若い夫婦と4歳の子どもは
どんな風に過ごしているか、
気になって、生徒さんの
保護者の一人に恐る恐る
聞いてみましたアセアセ

「あの若い夫婦でしょ!?
一見、爽やかに見える
あの夫婦でしょ!?
あの2人すごいのよ。」

聞けば、やはり、隣の娘は
最初は相変わらず、庭に
ナイフを投げていたらしい。

だが、あの夫婦は負けなかった。

「てめえっ!ざけんなよっ!
俺とやるかこの野郎!
ごるぁぁぁ~~~‼️」

とドスのきいた声で
娘の家に、夫婦2人逆乗り込みし、
脅しまくった結果。

「今は、すごく静かで平和
なのよ🎵」

とのことでした。

奇門遁甲の術より
「俺とやるか」の術
の方が効力があったかも
しれません滝汗滝汗滝汗