昨日の続きです![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
中国の術を使ったら。。。![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
銀座の奇門遁甲の専門家に
言われた通り、家の裏庭で
謎の儀式を行いました![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
![目](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
指定されたのは夜9時。
意外と、人が通る時間で
ひやひやもの😓
割と高額だったので母には
内緒でやりました。
やるだけやった。
後はもう他力本願です。
今の私なら、別のことを
してたでしょうが、
当時はもう術に
頼るしかなかった![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/050.png)
1ヶ月後、母が
「決めた。うち、引っ越すよ。」
と宣言しました。
父も弟も私も、疲れきっていたので
「うん。」とただ頷きました。
去るのも悪くない。
危険を感じたら離れるほうが
良い、と本当に思いました。
「逃げることは、後ろ向きではない。
戦うことと同じくらい積極的行動です」
私たちの引っ越しの噂を聞いた
母の生徒さんのリーダー格の
保護者は、
被害者が引っ越して
加害者が残るのはおかしいよ!
と怒り、
『加害者の娘が引っ越してくれ〰️‼️』
と署名活動を始めました![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
実はもう、新しい家も決めました、
署名はやめてください。と
頼んだら、
「うちの子達が唯一楽しみにしてた
習い事だったんだよー
」と
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
声を出して泣かれました。
思い出のたくさん詰まった家は
不動産屋を介して
爽やかな、笑顔の素敵な
若い夫婦が買ってくれました。
彼らに4歳の子どもがいる、
と聞いた時
心臓がギュッと縮みました。
どうしようもないの。
これしかないの。
ごめんなさい。
と呟いてました。
50人以上の生徒さんに
別れを告げ、いよいよ
引っ越しの日が来ました。
朝8時に、引越しトラックから
降りてきたのは5人の若者。
皆さん、がっちり系の体格
イケメン揃いで頼もしい![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/026.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/026.png)
テキパキと家財を運び出して
しばらくした頃、
玄関が騒がしい。
「危ない!どいて!」
だったのが、そのうち、
「邪魔だよー!どけよ」
と怒鳴るお兄さんたちの声。
リーダーの人が走り寄り、
「近所の知り合いですか?
ちょっと変な人なんです!」
と困惑顔。
もしやっ!玄関に行くと、
隣の娘さんが
うちの玄関前に立っています。
私たちにお別れの挨拶に
来たのではないことは
すぐにわかりました![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
![ゲッソリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/041.png)
真っ赤な口紅。
真っ青なアイシャドー。
全身シャネル。
お兄さんたちにアピールしてました
彼女、ずっーと玄関にいて
動かないのです。
いつもと違い、アヒル口、
首を傾げたりしています。
(40歳がしちゃだめだよ、それ。。。)
リーダーのお兄さんの耳元で
「赤ちゃんが欲しいわね。。。」
と囁いたそうです。
私は
(あ・・・彼女もオンナなんだ)
と思いました。
新しい家は中古ですが、
良い気を感じました。
家主さんが、
「この家に住んでたら良いこと
たくさんありました。
気に入ると思います。」と
言って引き渡してくれたのが
嬉しかったですね![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
実際、その通りだった、
と今でも母は言います。
なんと、4人の生徒さんが
引っ越した地に
バス、電車、車で
引き続き、習字を習いに
来てくれました。
1年経った頃、
うちを買ってくれた
若い夫婦と4歳の子どもは
どんな風に過ごしているか、
気になって、生徒さんの
保護者の一人に恐る恐る
聞いてみました![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/064.png)
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/064.png)
「あの若い夫婦でしょ!?
一見、爽やかに見える
あの夫婦でしょ!?
あの2人すごいのよ。」
聞けば、やはり、隣の娘は
最初は相変わらず、庭に
ナイフを投げていたらしい。
だが、あの夫婦は負けなかった。
「てめえっ!ざけんなよっ!
俺とやるかこの野郎!
ごるぁぁぁ~~~‼️」
とドスのきいた声で
娘の家に、夫婦2人逆乗り込みし、
脅しまくった結果。
「今は、すごく静かで平和
なのよ🎵」
とのことでした。
奇門遁甲の術より
「俺とやるか」の術
の方が効力があったかも
しれません![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
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