お金についてシリーズ


前回のブルネイ王国は
国全体はイスラム教色が強く
私のような
スピ好き人には
ちょっと物足りない環境かも、でした。

セミナーだの占いだの
ヒーリングなんて無さそう。

実際、マーガレットさんたちは
興味持ってなかったです。


ブルネイの対極にあるような国
ベネズエラ・ボリバル共和国には
10年前、5年間住んでいました。
この国も石油大国でした。当時。
(今は経済破綻、最悪の事態)

ここは、現在、世界で最も危険な国
ワースト3に入っています。

どんなに酷いかというと。。。

当時から
普通に道路を歩けないので
運転手とボディガードを
雇っていました。

拳銃強盗対策のため、
すぐに渡せるお金を
身につけていました。
(実際、私の夫や
日本の友人5人は
拳銃を突きつけられた
経験がありますゲッソリ

また、ある友人の旦那さんは
誘拐されましたが
犯人に車を差し上げて
無事、解放されました。

我家は空き巣泥棒の被害にも
あいました。
日本円にして30万ほどおろした
翌々日に、金庫ごと持っていかれました。


すぐに現地の警察を呼びましたが
これが大失敗!

ベネズエラ人の友人に後で
諭されました❗
「警察を呼んだら危ないからダメよ!」

そうなんです。
事件に巻き込まれ
被害にあった時
警察を呼んだら
もっと危険なんです。

こういうときは、
民間の探偵、警備保障会社に
大金を積んで
タッグを組むんです。

空き巣に入られた我家に
8人の警察官がやって来て、
隅から隅までゆっくりと談笑しながら
(400平米あるマンションでした)
散歩をした皆さんは
指紋も写真も撮らずに
チャオ~👍口笛
と言って去りました。

なんと、散歩しながら
夫の財布から
更に三万円
抜き取り、靴泥を
絨毯に擦り付けて去りました。。。

危ない国、地域は
人々の心が疲弊していて
犯罪が絶えません。

全てはお金がない!が
原因だと思ってます。

彼らの目的はお金で
お金を渡しさえすれば
すぐに去っていくパターンばかり。

(時には内臓売買の目的で殺人も
あるので一概には言えませんが。。。)

普通の人々も
お金を渡さないと動かない
ケースが少なくなかったです。

病院やクリニックにかかりたい
行きたい所に安全に行きたい
情報がないの!教えてください!
と言うと

お金を渡すと親身になってくれます。

身分証明書や運転免許
日本からの郵便物の受取り

もお金を渡すと
手に入れることができます。

なんだかな~ショボーン
もう、お金お金って・・・

ただ、ベネズエラは
スピリチュアルに興味ある人も
多く、宇宙の話、霊媒の話、
UFOの話、ワイワイ盛り上がって
楽しかったです。

でもこんな話が出来る
彼らは知識人ばかり。

ほんの一部の人だけが大学に
行くことが出来て
ほんの一部の人だけが大金持ち。

同じ石油で潤っているのに
ブルネイと大違い。

ブルネイは国民にまで石油の利益が
行き届いてるけど
ベネズエラはピラミッド社会の
トッブが独占していて
庶民にまでまわってない。
循環してないと
こんな差になって
はっきり明暗わかれてしまう。

そして、トッブは大抵
居心地の良い
海外に住んでたりする。

ミス・ユニバースや
ミス・インターナショナルは
ベネズエラ人がファイナルに
よく残りますが
彼女達も海外に住んでて海外で
全身整形する、と聞いたことありますびっくり

実際、あるパーティーで
ミス・インターナショナルさんに
会いましたが
彼女も普段はベネズエラにいないと
言ってましたキョロキョロ


そして今は、
国民の1割が海外脱出
ハイパーインフレゲロー



さて、
私はこの駐在期間中
防犯対策を
かなり研究して
すごい簡単で効果のある
発見をしました!

それは

首にタオルをかけて
がに股で歩く

です。

友人がイタリアのローマで
早速実行してくれました。

見事に誰も寄って来なかった❗
そうですよニヤリ