午後の授業も無事終わり、約束していたサークルへと向かう。
しかしまぁ、授業棟から歩きはじめてすでに10分ほど経っているがまだ着かない。
たしかにこの大学は敷地がなかなか広いけどもそんな遠い場所まで行くなら約束するんじゃなかったとちょっとだけ後悔。
さらに5分ほど歩き続けるとにつきが
「着いたよ、ここ」
につきが指さした先はプレハブ?
しかもちょいとボロい
「え、えっと…につき、ここは…?」
恐る恐る聞いてみる。
普通に活動しているサークルには見えなかった。
「ここは“自転車レースサークル”だよ。見学に来てくれたのかな?」
私の質問に答えたのはにつきではなかった。聞き覚えのない男性の声。2人で振り返ると、
「びっくりさせちゃったかな、ごめんね。僕は自転車レースサークル、3年の土浦。見学なら大歓迎だよ、ちょっと汚いけど中に入ってゆっくり見ていってよ」
につきは「はい!」と言ってニコニコしながら先輩に続いて入っていく。私もにつきについてって掘っ立て小屋改めプレハブ(部室)に入る。
中に入ると外よりかはきれいだった。でも、部屋を見渡す限り自転車、自転車、自転車って感じ。
「5,6年前までは、結構盛んなサークルだったんだけどね、今では部員が僕を含めて6人。3年が4人で2年が2人。メンテ専門が内2人。レース専門は4人かな。2人は1年生だよね?」
わたしとにつきはそろって頷く。ついでに自己紹介もしておいた。
「い,今は何をしているんですか?」
今日はたまたま休みにする予定だったらしいがいつもやっているメニューを見せてくれた。
「10月に勝ったら全国にいける県内のレースがあるからそれを目指してやっているよ。ただね…」
何かわけありって感じな雰囲気だった。
「3年のうち僕ともう一人漕ぐ予定だったやつが急にメンテに移りたいって言っててさ。しかも、2年の一人は練習にほとんど出て来てなくてね、実力はピカイチなんだけど…」
漕ぐ人が足りないということなのかな…
につきは壁にかかっている写真に夢中だった。
「2人はうちに入るつもりはあるかい?」
しかしまぁ、授業棟から歩きはじめてすでに10分ほど経っているがまだ着かない。
たしかにこの大学は敷地がなかなか広いけどもそんな遠い場所まで行くなら約束するんじゃなかったとちょっとだけ後悔。
さらに5分ほど歩き続けるとにつきが
「着いたよ、ここ」
につきが指さした先はプレハブ?
しかもちょいとボロい
「え、えっと…につき、ここは…?」
恐る恐る聞いてみる。
普通に活動しているサークルには見えなかった。
「ここは“自転車レースサークル”だよ。見学に来てくれたのかな?」
私の質問に答えたのはにつきではなかった。聞き覚えのない男性の声。2人で振り返ると、
「びっくりさせちゃったかな、ごめんね。僕は自転車レースサークル、3年の土浦。見学なら大歓迎だよ、ちょっと汚いけど中に入ってゆっくり見ていってよ」
につきは「はい!」と言ってニコニコしながら先輩に続いて入っていく。私もにつきについてって掘っ立て小屋改めプレハブ(部室)に入る。
中に入ると外よりかはきれいだった。でも、部屋を見渡す限り自転車、自転車、自転車って感じ。
「5,6年前までは、結構盛んなサークルだったんだけどね、今では部員が僕を含めて6人。3年が4人で2年が2人。メンテ専門が内2人。レース専門は4人かな。2人は1年生だよね?」
わたしとにつきはそろって頷く。ついでに自己紹介もしておいた。
「い,今は何をしているんですか?」
今日はたまたま休みにする予定だったらしいがいつもやっているメニューを見せてくれた。
「10月に勝ったら全国にいける県内のレースがあるからそれを目指してやっているよ。ただね…」
何かわけありって感じな雰囲気だった。
「3年のうち僕ともう一人漕ぐ予定だったやつが急にメンテに移りたいって言っててさ。しかも、2年の一人は練習にほとんど出て来てなくてね、実力はピカイチなんだけど…」
漕ぐ人が足りないということなのかな…
につきは壁にかかっている写真に夢中だった。
「2人はうちに入るつもりはあるかい?」