今まで飛ばし飛ばしでやってて、時間も空いてしまったので今回まとめて途中までですが、載せておきたいと思います。

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「お前、そこにいたら危ねーぞ?」
ここは戦場である。
俺の言ったことを気にせずというか、聞こえてないかのように歩いて行く綺麗な青い目の少女。
「おい!『気にするなというか、お前が少しここから離れろ』」

頭が混乱する。考えられないまま、
「?、……はい」
急いで離れる。既にほかのメンバーは離れたところで待機していた。
すると…
ピカ───────ン!!!
「…あ」

見たことのない光が戦場を覆う。
「お前は新人か?」

びっくりしている俺にさっきのおじさんが聞いてきた。
「あっ、はい!昨日からここに配属されました、白鳶俊(しらとび しゅん)と言います。」
「そうか、私はここで指揮官長をやっている武藤だ。昨日入ってきたということは
アレのことを知らないんだな?」
「……あれ…とは?」
「さっきお前が話しかけていたやつだよ」
「はぃ?」
だんだん頭がこんがらがってきた。
「アレは
KARINというやつで戦争を一瞬で終わらせる道具だ。」
「はい、って…え─────!!!………でっでも、人間ですよね?」
「確かに人間に見えるだろうが、あれは道具だよ。それにほら」
武藤指揮官長の指した先を見ると、あの女の子の立っているはずの向こうではさっきまで戦争をしていたはずなのにもうお互い撤収を始めている。
「なっなんで…」
「アレの力だよ。だから近づくなと言っただろ。じゃあ戻るぞ、私達の今日の仕事はおしまいだ!」
回りにいた人は片付けを始める。
「白鳶だったか、後で私の部屋に来い。さっきの話の続きをしよう」

振り返りざまに武藤指揮官長が言う。
「あっ、はい」
そしてラボに戻り自分の部屋で着替えを済ませ、武藤指揮官長のところへ行く。
「やぁ、待っていたよ。まぁ座りたまえ」

さっきとは裏腹ににこにこしたような様子だった。
「ありがとうございます」
軽く礼をし、ソファーに座る。
「じゃあ話の続きをする。しかし、はじめに言っておくがアレを人と思ってはいかんからな。
この忠告はお前、白鳶のためでもある。」
「わっ分かりました。」
「では、話をしよう…」

武藤指揮官長の言っていたことをまとめるとこういうことらしい。


【人間兵器でありながらここの部署の管轄下におかれ数々の戦争を止めるべく使用されていた。その威力は『KARINがくれば戦争が終わる』と言われるほどである。しかし、KARINの攻撃で人が死んだことはなく、KARINの攻撃は、その身にすべての負の感情を受け入れ、人々を争い(の精神)から開放するというもの。使用されるたびに人々の悲しみや怒りを精神内に蓄積していく。】

 

「…よくKARINさんは耐えてますね。あと、人間兵器ということは一応人なんですね」
「まぁ人といえば人だか、さっきも言ったように人と思ったらダメだからな!それに、仕事だしな。じゃあ、そろそろお前も部屋にもどれ!入って間もないなら今日ぐらい少し休んだほうがいい。」
確かにいろいろあって疲れてはいたが、どうしても頼みたいことがあった。
「ありがとうございます。ですが、ひとつだけお願いがあります。」
「なんだ?聞いてやれることとやれんことがあるけどな」
「一度だけでいいのでKARINさんとお話できないでしょうか?」

それを聞いた途端、指揮官は笑い出した。
「ははは、お前ならそう言うと思ったよ。……今日明日ということにはならないかもしれないが、近いうちに面会できるように向こうに掛けあっておこう。ただし、面会時間は十五分だからな。」
「分かりました。ありがとうございます!!
もう一度頭を下げて指揮官長室を出る。
いつかはまだわからないが合うことができることが嬉しかった。
部屋に戻ろうと歩いていると……
「よぉ、俊。さっき武藤指揮官長に呼ばれたんだって?初日早々なんかやらかしたのか(ニヤ」
こいつは高校の時からのダチの中村優真だ。
「優真、俺は別に何もしてねーよ。」
「そっ、面白くねーなぁ」

詰まんなそうな顔をしている。事実俺は何もやらかしてはいない
「俺が何したと思ったんだよ(笑」
「いやぁ、真面目な俊さんが呼ばれたと聞いたからねぇ、ついに何かやらかしたのかと……」
「まぁ、すげー話は聞いたけどな。優真は俺と部署がちげーから聞いたことないだろうけど。」

こいつの部署は、データ収集と危険性の高い区域の見守り的なところだとまえに聞いている。
「ふーん。教えてくれんのか、その話?」

かなり興味がありげのようだ。昔からそういう話には目がない。
「は?言うわけ無いだろ。どうしても聞きたいんなら武藤指揮官長にでも聞きに行けば?」

答えていい内容なのかもわからないしな…
「機会があればにしとくわ。あ、俺用事があるんだった!じゃあな」
「おっおう!」
優真と別れたあと俺は自分の部屋に戻り、段ボールに入ったままの荷物をあらかた片付ける。その後、テキトーに夕飯を食べた。あとは明日の準備をし、早めにベットの中に入る。
「明日からもっと忙しくなるんだろうなぁ」

 

翌朝、、、

今日の業務はデスクワークである。まぁ、毎日戦場に行っているわけではない。というか、行かないに越したことはないんだけどな(笑
お昼前、作業が少し一段落した時だった。同じ部署の1個うえの先輩に名前を呼ばれた。
「おーぃ、白鳶。武藤指揮官長が呼んでるぞ!」
「あ、ハイ!!
急いで指揮官長室に向かう。ドアをノックし、中に入る。
「おー、待ってたぞ! まぁ、とりあえず座れ」
「はい。……で、お話とは?」
座り、気になっていることを聞く。
「まぁ、焦るな。白鳶、お前が昨日私に頼んできた件だか、お前が部屋に戻ったあとそっちの関係者に聞いてみたら、KARINとの面会は明々後日になったぞ。」
「ホントですか!! ありがとうございます!」
もう少し先の話だか、予定日だけでも決まったことが嬉しかった。
「いやいや。それとだな、今回だけ特別になのだが面会時間が15分から20分に延長してもらえることになったぞ!」

なぜか指揮官長もうれしいようである。
「そこまでして頂いていいんですか?」

入社したばかりの新人である。
「まぁ、いいんじゃないか。ちゃんと仕事も頑張っているみたいだしな。」
時間が延びたことも、褒められたこともどちらもありがたかった。
「本当にありがとうございました。では、失礼します。」
仕事も、昼飯もあるからと早めに退散しようとソファーから腰を上げる。
「ちょっと待て、前日の午後いつでもいいから私のところに来なさい。色々説明しとかなければならないことがあるからな。」
「分かりました!では……」
部屋を後にする。

自分のデスクに戻り仕事の続きをする。昼までに終わらせておきたい仕事があったからだ。
集中して机に向かっていると、
「ん。」
見ると横にさっきまで無かった缶コーヒーが。振り返ると同じ部署で同期の大城亮介(おおしろ りょうすけ)だった。
「あんま頑張り過ぎると後でこたえるから、程々にしといたほうがいいよ~」

この部署には似合わないようなふわふわしたようなやつである。
「さんきゅ」


「じゃあ僕は、先にご飯行くよ。」
「おう!」

手をひらひらさせながら部屋を出ていく。
そして、もらった缶コーヒーを飲みながら仕事の続きにとりかかった。

・・・その仕事が終わったのは12時を過ぎてからだった。片付けを済ませ食堂に向かう。
食堂では人も多く、時間もあまりなかったのでサンドイッチを買った。食べようと袋を開けようとすると…
スピーカーから招集を知らせる音がなった。その後マイクに繋げられる音がした。
“ガタ) …武藤班、至急第二会議室に集合せよ。繰り返す、至急第二会議室に集合せよ!"
「…くっそ!昼抜きかよ」
開けかけたサンドイッチを持って第二会議室に向かった。

食堂から第二会議室まではそこまで遠くないので会議室についたときはまだ半分のメンバーしか来ていなかった。
「やほ~、俊。昼食べれた?」
そう聞いてきたのはさっき缶コーヒーをくれた亮介だった。
「いや、食べようとしたら招集かかったから」
「そっか~、残念だったね」
「まぁな」
そうこうしているうちに大体の人が集まったようだ。

副指揮官長と一緒に入ってきた武藤指揮官長がプロジェクターの前に立つ。

「本題に入る前にまず、前回の任務はご苦労だった。上の方もほめていたよ。

…では、今回集まってもらったことについての本題に入ろう。

以前から注意地区として監視はされていたブレメルのカント区が急に状態が悪化し始めたそうだ。状況が深刻だった場合も考えてだろうが現地調査をするのが私の班となった。本当に急ですまないが、3日後のしあさってには出発する。そのための準備をしておいてほしい。役回りはこの後口頭でも言うが、皆の方に情報を送っておくから確認しておいてくれ、それ以上の詳しい話は出発前日の午後に行う。…」

いつもは調査をある程度行ってからの現地入りのため、危険個所は大抵わかっているが、今回はそうもいかないから厳しいことになるだろうと話を聞きながら思っていた。

…ん? さっき口頭で言ってた役回りに俺の名前が呼ばれてなかったような…

すると、

「おっと、最後に白鳶の役回りだが、1日遅れで戦闘道具搬送課と一緒に搬送を手伝ってほしい。その搬送が終わった後、班の方に合流してもらう。ついでに、夜間警備も頼みたいんだが…」

普通戦闘道具の夜間警備はない。あったとしても搬送課がつく程度のはずである。考えられるとすれば…

「白鳶、後でまた私の部屋に来てくれ。これで説明は終わる。解散!」

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こんな感じでここまでにしときます。

誤字あったらすいません(_ _。)

また続きは書き次第載せます

それではまた(。・ω・)ノ゙