ご近所に住む

地域猫のポンちゃん、

 

 

 

私が勝手にそう呼んでいた

とっても愛らしいオス猫の

姿が急に見えなくなった。

 

 

姿を消してからもう1週間くらい経つ。

 

 

「ポンちゃーん!」

 

と呼びかけると

 

 

道端の垣根の中からとか、

道の反対側からとか

 

「にゃー」

 

と言って

いつも姿を表してくれた。

 

 

 

 

 

撫でさせてくれるまでは

ちょっと時間がかかったけれど

 

 

仲良くなってからは

 

すぐにおなかゴローンとしてくれて

お腹を撫でまくっていたのが

本当に嬉しいひとときだった。

 

 

 

 

一時は家に引き取りたいなと

真剣に考えたけれど、

 

 

外で暮らす仲間たちと

仲がよく、

 

 

 

 

外でリラックスして

ゴロゴロしている姿をみると

 

 

狭い家の中だけで暮らすことが

ポンちゃんにとって

幸せなのだろうか

と思ったこと、

 

 

家に連れてきたら

外に出たくて泣きまくって

しまうのではないか、

 

 

今はまだ外で友達猫と

自由きままに暮らすのが

良いのかもしれない、

 

 

など色々と思い、

行動に移すことができなかった。

 

 

私以外にもファンがいるポンちゃん。

地域の愛される猫として

見守っていこう、

 

 

でも何か怪我とか病気とかあったら

その時はお世話をし、

家で暮らした方が良い時が来るなら

そうしようと思っていた。

 

 

 

そんな、大好きなお外の猫、

ポンちゃんが姿を消した。

 

 

 

 

餌やりさんに聞くと

数日は姿をみていなく、

こんなことは初めてで

とても寂しいと漏らしていた。

 

 

私だっておんなじ気持ちだった。

 

 

あんなに愛くるしくて

いつももりもりたくさん食べて

みんなと仲良くて

人からも可愛がられてたポンちゃん。

 

 

餌やりさんは

何か事故とかあったのかもしれないと

心配な声を漏らしていたけど

 

 

私は外暮らしが長く

しかもまだ若いポンちゃんは

危険察知能力があると信じている。

 

 

なので、

誰か良い人に貰われて

いったのではないか

そう思いたい。

 

 

 

もしくは

最近きた新入りが嫌で

放浪の旅に出てしまったのかな。

 

 

とにかく、ただ、

元気でいて欲しい。

 

 

願うはそれだけ。

 

 

ここ最近は強風が吹いていて

猫たちにも大変な天気が続いている。

 

 

風が落ち着いて

おかぽか日和の日に

 

 

ポンちゃんがまた

 

「にゃー」

 

ってどこかから姿を見せてくれると

思っていたい。

 

 

ポンちゃん、

どうかあったかいところで

元気でいてね。

 

 

そして、

また会いたいです。