みなさんこんにちは。

 

 

うちの近所には

地域猫の人気スポットがあり

7匹くらいが住んでいます。

 

 

 

 

 

餌やりさんも2人くらいいて、

その他にも可愛がっている人たちが

たくさんいる場所です。

(でもそれに反対する方もいます。仕方ないですが。)

 

 

私もその他のうちの一人で、

”地域猫たちが元気で

過ごしているのか見守り隊”

として勝手に活動していますチュー

 

 

やっていることといえば、

猫たちに会ったら声を掛けて

 

 

撫でることができる子は

たくさん撫でて

「いい子だね、かわいいね」と

言いまくります。

 

 

そして怪我とかしていないか

元気で過ごしているかの確認も。

 

 

そんな私に地域猫たちは慣れてくれ、

最近では声を出すと姿を現し、

寄ってきてくれる子たちもいます。

 

 

そんな見守り隊活動中、

1匹の見慣れない猫を度々

見かけるようになりました。

 

 

そしてよくみると、

耳カットがされていないことを確認。

未去勢の猫でした。

 

 

 

 

 

そして大きさ的には

1、2歳くらいに見えるオス猫。

 

 

ガリガリではなかったので

どこかで餌はもらっていたと思うけれど、

誰かに飼われてはいなそう。

 

 

というのも

いつもお腹が空いているようで

何か貰えそうと思うと

ミャーミャー泣いて近づいてくるのです。

 

 

この餌やり場にいる猫たちは

全て不妊手術済みの猫たち。

 

この場所に馴染んでもらうのであれば

他の猫たちと同じように

不妊手術が必要だよなぁと思っていました。

 

 

実は私はわが家の猫、

ルナを引き取る際に保護主だった

地元の動物愛護クラブの方に

TNR活動について話を聞いており、

 

 

必要ならば捕獲ケージを

貸してもらえることは聞いていました。

 

 

その耳カットされていない猫を

見かける場所や時間帯はまちまちだったのですが、

餌やり場スポット近隣にずっといる模様でした。

 

 

そして、夜になると近隣で猫同士が

喧嘩しているような唸り声が

聞こえてくることもあり、

 

 

新入り(耳カットなし猫)が

餌やり場常連の猫たちに追いやられている

のかもしれないなと思っていました。

 

 

 

なので、チャンスがあればやはり不妊手術を

してもらった方がいいと思い、

 

 

動物愛護クラブの方へ連絡して

捕獲ケージを借りました。

 

 

 

(ケージの例:写真を撮っておけばよかったのですが

初TNR任務だったのでそこまで頭が回らずでした。)

 

 

 

TNR活動をされている方の

話を聞いたり動画を見たりは

したことはあっても

まさか自分がそれをするとは。。

 

 

思いも寄らない展開でしたが、

不妊手術をして地域猫として

生きてもらったほうが

あの子にとっても

安全なのではないかと思い、

やってみることにしました。

 

 

 

そんな中、数日ぶりに見かけた

あの耳カットなし猫。

 

 

その時は、今までの様子とずいぶん違い

顔が腫れ上がり、頭を怪我していました。

 

 

 

 

 

これはまずい。

顔があんなに膨れるなんて

絶対病院で見れもらわねばと思い、

 

 

捕獲ケージを習った通りにセッティング。

奥まで行く途中にステップを踏むことで

ケージの扉が閉まる仕組みなので、

 

 

手前と奥の2箇所におやつをセット。

 

 

するとお腹が空いているのか

捕獲ケージを持っている私にも

 

 

ミャーミャー言いながら

気にせず寄ってきました。

 

 

これはいけるかも!

と思い、猫の早速近くに

ケージを置いてみたのですが

 

 

うまい具合にケージ内の餌を食べて

全く扉が閉まりません。。

 

 

やはり捕獲ケージ、

何かが仕組まれていることを

察知していたのでしょう。

 

 

でもとてもお腹が空いているらしく

私から逃げるようなことがなかったので

 

 

再度、餌をケージにセットして

奥まで入るかどうかを見守ることを

繰り返しました。

 

 

「にゃーちゃん、ケージにもっと入って〜。

奥に美味しいおやつあるから食べよ〜」

 

 

こんなことを話しかけながら

トライし続けました。

 

 

そうこうしているうちに、

 

 

バンっ!と

 

大きな音がして扉が閉まりましたびっくり

 

 

一瞬の出来事でしたが

無事に扉が閉まり、

すぐに目隠しのタオルを被せました。

 

 

中の猫は多少暴れましたが

何が何だかわからない様子で

すぐに静かになりました。

 

 

私も初のTNR任務が完了できるのか

不安でしたが

 

 

無事にケージ内へ納めることができたので

その後は動物愛護クラブの方へ連絡を取り、

 

翌日病院へ連れて行って

もらう運びになりました。

 

そして病院では

去勢手術と顔の怪我の治療を。

 

 

顔の腫れていた部分には

膿も溜まっていたようで

それも治療してもらいました。

 

 

そして2日後に無事に同じ場所で放しました。

 

 

あれから2週間ほど経ちますが、

たまに餌やり場に顔を見せ、

たまにうちの庭を横切っていき

相変わらずこの辺で暮らしているようです。

 

 

そして顔の怪我はだいぶ治って

腫れも治り、可愛らしい顔に戻っています。

 

 

あの餌やり場の常連になれたらいいけれど

もう少し時間がかかるかもしれません。

 

 

でも、前よりも

他の猫が追い払おうとする感じが減ったので

そのうち常連さんになれるかも。

 

 

ということで引き続き

私は近所の猫たちの

勝手に見守り隊を続けていきます。

 

 

 

 

(追記)

 

そして、今回猫の去勢手術は

どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術」

の補助により賛同する動物病院にて

手術を受けることができました。

本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

私もルナが地域の保護活動で

お世話になったし

不幸な命を増やさないためにも

この活動を応援したいと思い

わずかですが寄付させていただきました。

ありがとうございました。