こんにちは!

 

一年ほど前から続けている

私の活動の一つが

猫シェルターでのボランティア。

 

 

猫たちが暮らす猫舎のお掃除をしています。

 

 

猫が大好きな私にとっては

ボランティアといえども

大事なお仕事になっています。

 

 

お掃除は真面目に取り組んでも

3〜4時間ほどかかるので

終わると結構疲れたなという日も

あるし、

 

 

行く前に、今日は体がだるいなぁ

という日もあったりするのですが、

 

 

かわいいニャンコたちに

囲まれてのお仕事は

自然にやる気スイッチが入り、

 

 

テキパキ動けてしまう

自分にもびっくりします。

 

 

やはり、大好きなことや

本当にやりたいことって

無理なくできてしまうことを

実感しています。

 

 

 

 

そんな私が大好きな場所でもある

オランダの猫シェルター。

 

 

なぜ好きかと言えば、

かわいい猫たちに会えることは

もちろんですが

 

・ボランティアが働きやすい環境

・猫のことを大切に考えている

 

場であるからです。

 

 

私は今までもギリシャや日本の

猫シェルターで同様のボランティアを

したことがあるのですが、

 

先ほどの2点の重要性をとても感じました。

 

 

というのも猫シェルターなので

猫の健康や安全面を

まず第一に考えられている所が

大前提ですが

 

 

その一方で、

ボランティアの方々が

絶えずサポートし続けてくれるような

環境づくりもしていかないと

 

 

シェルターの運営は続けて

いけなくなってしまうからです。

 

 

というのも、シェルターは

ボランティアの人々のサポートが

あってこそ成り立つことが多いのが現状。

 

 

私の通っているシェルターですら

掃除のボランティアは毎日4、5人は必要で、

 

 

その他に

事務やSNS関連のボランティアも

いつも2、3人いますし

TNR活動のボランティアもいます。

 

 

そうです、人員の9割以上が

ボランティアによって運営されています。

 

 

そのボランティアの人たちが

毎回来たい場所になっているか?

 

 

続けていくためには

それがとても大事だと思うのです。

 

 

それがないと

誰か一人に負担が大きくかかってしまったり、

自己犠牲によって成り立つようになってしまい、

安定した運営が難しくなってしまいます。

 

 

その運営が危うくなってしまうと

猫たちの保護という本来の目的も

果たせなくなってしまいます。

 

 

ボランティアは無償ですし

強制的に来てもらうことはできません。

 

 

だったら、

自然と行きたくなるような

環境づくりが大切だなと思うのです。

 

 

私は通っている側として、

それをまさに実感しています。

 

 

 

そんな私が猫シェルターへ

毎週通っている理由、

というか好きなポイントといえば、

 

・清潔感があること

・整理整頓されていること

・掃除がしやすい環境づくり

・掃除しやすい道具一式が揃っている

・休息スペースがあること

・FMが流れていてリラックスしながら仕事できる

・基本のルールはあるけれど、細かくチェックしすぎない

(ある程度、ボランティア側の自由がある)

 

 

あたりでしょうか。

 

 

シェルターなので、

清潔感は特に大事ですが

意外と忘れがちなのが、

公共スペースの清潔感。

 

 

シェルター全体に清潔感があれば

働くボランティアの人たちも

気持ちよく仕事ができます。

 

 

というのも、猫シェルターでの

清掃の仕事はトイレ掃除などがあり、

基本的に清潔な仕事ではありません。

 

 

だからこそ、

働く場所は清潔感が必要。

 

 

休憩時間は心地よい空間で

落ち着いてリラックスできると

やる気も違ってきます。

 

 

そうそう、そして意外とこれも

大切な要素と思ったのが、

音楽。

 

 

それぞれの猫舎には

スピーカーが配置されていて、

 

 

FMラジオから流れる音楽を

聴きながらルンルン気分で

お掃除するときもあります。

 

 

私は元々FMが大好きで

家ではいつもJ-WAVEを聴いていました。

 

なので会社員時代も、

FMが流れてる職場って働けたら

いいな〜と思っていました。

 

 

会社員時代には

そのチャンスはありませんでしたが、

今、それが叶っていました(笑)

 

 

と言うわけで

あくまでもボランティア仕事ですが、

 

 

私の場合は

猫たちがかわいそうだからとか、

助けてあげなきゃというような

気持ちや自己犠牲なんてものはなく、

 

 

かわいい猫に会えるのが

楽しみ〜っといった気持ちで

楽しみながら通い続けています。

 

 

そしてこれは

他のボランティアメンバーも

同じようです。

 

 

オランダ人の男性は

コロナ禍で職を失っていた期間

こちらで週に2,3回ほど

清掃ボランティアしていました。

 

 

自由に自分の裁量で

仕事を進められる点が

とても好きだたし、

 

 

やはり、

なんと言っても猫たちからの

愛情をいっぱい受けたことが

この場へ通い続けていた理由

と話していました。

 

 

今は新しい仕事が見つかったので

なかなかボランティアに

来れないとのことなのですが

 

 

ボランティアを辞めることは

考えていないそう。

 

 

この場を去ることを考えたら

涙がで出てしまうよ、と

 

 

ちょっと目をうるわせながら

話してくれました。

 

 

そうなんですよね、

報酬はお金ではないけれど、

 

 

お金以上のもの=

たっぷりの愛情を

たくさんの様々な猫たちから

受け取っています。

 

 

みなさん、

それが続ける理由であり、

原動力になっています。

 

 

私もいつの日か

この場所のような、

 

 

猫と人に優しい場を作る

ことができたらいいなと

思っています。

 

 

そのためにも今は

せっせとお掃除に励みつつ、

 

 

ボランティアする側として

参考になる点を

しっかり学んでいきたいと思います。

 

 

 

 

清掃開始前のなでなでタイムラブラブ