暑い夏真っ盛りだった頃、

新たに始めたボランティア活動があります。

 

 

それは、

猫の救助施設でのお仕事!

 

 

そうです、猫が大好きな私には

ぴったりのボランティア。

 

 

過去2回ほど、ギリシャの猫シェルターで

ボランティアしてきましたが、

 

 

オランダはギリシャのように

街中で野良猫をたくさん見かける

こともほとんどなかったので

 

 

オランダで猫シェルター

という発想があまりありませんでした。

 

 

 

ただ、いくらギリシャより

猫環境は良いとはいえ、

 

 

野良猫や捨てられた猫、迷い猫など、

保護が必要な子たちは

オランダにも少なからずいます。

 

 

 

そんな猫たちを保護してサポートする団体にて、

私は猫たちが暮らすお部屋のお掃除をしています。

 

 

清潔で広々としたスペースの猫舎

この猫舎が7つあります。

 

 

ここのボランティアを見つけたのは、

家の近所を散歩しててたまたま

発見したのがきっかけ。

 

 

 

オランダの建物は外観からは

家とお店などの区別がつきづらく

看板も控えめなので

なので、景観は整っていて美しいですが。。

 

 

しかもオランダ語がすぐ理解できない私は

近所に色々な施設があっても

気がつかないことが多いのですが、

 

 

この施設は

オランダ語の達者な友達が、

猫のシェルターだよと教えてくれたのが

きっかけで発見。

 

 

隣の車整備の会社と外観が同じだし、

猫の絵もないので今まで気づかなかった…

 

こちらは、

 

Stichting Amsterdamse Zwerfkatten

 

 

直訳すると、アムステルダム野良猫財団。

一般的な猫シェルターとは少し役割が違い、

 

 

野良猫、または迷い猫など

救助が必要な猫を保護して一時的にサポート

(無菌化、避妊手術、TNR活動、

チップをつける、社会化の訓練など)しています。

 

 

そして保護された猫達は

この施設で数週間から数ヶ月暮らし、

人間との信頼関係を持つことができれば

新しい飼い主を探すため

猫シェルターへ移っていき、

 

 

それが難しい場合は、

同様な猫達が暮らす別の施設へと

移るとのことです。

 

 

オランダの街中で野良猫を

ほぼ見かけないと思っていましたが、

 

 

このような財団の働きによって

保たれていたんだと分かりました。

 

 

 

そして、

ここでのボランティアのお仕事は

猫舎のお掃除!

 

 

お掃除はギリシャの猫シェルターでも

経験済みだったので

オランダ語が話せなくても

概要は分かるしいけるはず!

と思い、志願しましたウインク

 

 

 

施設はアムステルダム市内の郊外にあり、

ボランティアのメンバーは

ほぼほぼ地元のオランダ人の方々。

 

 

年齢層的には40代〜60代と

いう感じです。

 

 

みなさん、やはり猫を飼っていたり

猫が大好きで、週に何回か

ボランティアに来ているようです。

 

 

そう、

同じく猫を愛する者同士だからか、

 

 

私はオランダ語の会話には

参加できないけれど、

 

 

みなさんのエネルギーは

とてもあたたかくていい感じなので、

 

 

私もリラックスして仕事に

取り組めています。

 

 

ちなみに、仕事を覚えるまでは

英語の話せるボランティアの方について、

仕事の一連を学びました照れ

 

 

 

猫たちが暮らす猫舎は

広々としており、

自由に動き回れるので

社会性のある猫たちのみが自由に動き回れ、

訓練中の子は、個室でしばらく過ごします

 

 

家猫よりいい環境じゃない?

と思えるほど。

 

 

 

 

 

ここでのお仕事は、

 

ひとり、一部屋を任され、

 

・個室の壁の拭き掃除

・トイレの掃除と交換

・ご飯や水のトレイの掃除と交換

・窓の掃除

・床の掃除とモップ掛け

などなどがあり、

 

 

集中して頑張っても

私の場合、ひと部屋が終わるまで

3時間以上はかかりますチュー

 

 

ひとつが終わったら、

他の猫舎や共有部分などの

お掃除、洗濯、消毒などをして終了。

 

 

私は3時間はかかると言いましたが、

人によっては、

 

 

え、もう終わったの?

という人や、

 

 

えー、まだまだかかりそうですね

という人も。

 

 

そう、ここはオランダ。

基本的なマニュアルはあるものの、

あとは、任せた人に任せ、

やり方は問わないのです。

 

 

 

ザ、日本の会社育ちの私としては

全てを完璧に正しくやらねば

と思ってしまっていましたが、

 

 

だんだんオランダというか

欧米の皆様の感覚にも慣れ、

 

 

 

自分のスタイルでやりたいように

任せてもらえるこちらの仕事を

楽しめるようになりました。

 

 

 

そして、

間違いなく正しくやろうとしても

それはあくまでも私の視点。

他の人にとってみれば違うことも。

 

 

 

なので、

私が得意なところはとことんやるし、

至らないところは

潔く他の人に任せようと思って働いています。

 

 

 

たとえば、

私は猫のおもちゃも洗って掃除しますが、

多分他の人はやってない模様。

 

 

そして、私は窓掃除が苦手なので、

汚れた部分のみ拭き取りですが、

 

 

他の方は、スクイーザーで本格的な

窓掃除してたり。

 

 

ボランティアのみなさんが、

毎回違う部屋を掃除していけば、

 

 

お互いの得意不得意をカバーし合い、

結果的に全体がキレイになる

 

 

そんなゆるい感じですが

有機的に作用しています。

 

 

 

そして、これもオランダだから?

と思ったのが、

 

 

帰る時間が人それぞれ。

 

 

目安は午後の2時半頃終了

となっているのですが、

 

 

人によっては

一部屋掃除をサッと終えたら

昼ごろ帰る人、

 

 

2時半過ぎてもまだ

共有スペースを掃除してる人も。

 

 

そう、こちらのお仕事は

日々やらなきゃいけない仕事全てを

終えたらみんなで解散!ではなく、

 

 

最低限やらなきゃいけない仕事

(全ての猫舎の掃除)を終えたら

あとは、できる人ができることを

するという感じなのです。

 

 

私は最初の頃、

その感覚が掴めておらず、

いつ帰っていいの?

いつまでやらなきゃいけないの?

と疑問になり、

 

 

スタッフの方に

もう帰って大丈夫?と確認していました。

 

 

ですが、

今ではその感覚が掴めたので、

 

 

今日私ができることはやり終えたし、

じゃ、帰りまーす!

 

 

と言って終了できるようになりましたニコニコ

 

 

 

そして、ここでのボランティアを

していて気づいたこと、

 

 

私は、猫のため働くなら

めちゃくちゃ頑張れるし、

疲れない🎵

 

 

まあ、

頑張ってるという気もしないくらい

没頭してるという方が

正しいかもしれません。

 

 

 

猫のために働く、

これは私の天職かもしれません照れ

 

 

 

お掃除中にすりすりと寄ってきたかわいいにゃんこ