私は何にも持ってないけれど

 

”ある”

 

そう思えることが増えた。

 

 

今年の一月はミッシー猫

引き取れなくなって、

自分の家族が亡くなったような

寂しさや悲しさを感じていたけれど

 

 

久々にミッシーとソフィーとロチェ、

そして元ルームメイトとも再会したら






失ったのではなくて

家族が増えたんだと思えた。

 

 

そう、

今はアムステルダムで

新しいルームメイトと

かわいいにゃんこ達と暮らし、

 

 

ロッテルダムには

ミッシーや元ルームメイトがいる。

 

 

行けば暖かく迎えてくれる場所が

このオランダの他の街にも増えたんだ、

そう思えたら嬉しくなった。

 

 

 

ミッシーと暮らせなくなった時は

本当に悲しかったけれど、

久々に会ったら、

 

 

ソフィーと仲良く遊んでいる姿を見て

ミッシーが幸せに暮らしていることが

とてもよくわかったから

 



これで良かったんだって思えた。

 

 

それに、元ルームメイトとは

2年以上一緒に暮らしたこともあって

一緒に過ごしていて楽だし、

その彼氏も変わらずいい人だった。

 

 

だから、またちょこちょこ

ロッテルダムに

遊びに行こうと思えた。

 

 

 

私自身は自分で

猫を飼ってもいないし、

部屋は借りていて、

 



このオランダでの

自分の所有物なんてごく僅か。

 

 


でも、

家族のような友達が

アムスやロッテにもいて、

そこで暮らす家族同然のような

猫たちが5匹もいる。

 

 


そして、他の友達からも

夏休みの猫シッターの打診が

すでにきているし・・・笑

 

 

それを入れたら、

猫は8匹になってしまうチュー

 

 


ミッシーと暮らしていたら

それはそれで豊かな日々だったと

思うけれど

 

 


他の猫ちゃんの面倒を見てあげる

とかは難しかったろうし、

旅行とかでの長期不在も

難しかったに違いない。

 

 

いろんな人、街と関わり合いながら、

たくさんの猫たちとも

触れ合えるようになった今を

 

 


あの時は

想像なんてできなかったけれど

 

 

今は、

これで良かったって

本当に思える。

 

 


何にも持ってないけれど

でも、

確かに”ある”。

 


 

そのたくさんの

”ある”

に気づけたことが嬉しい。