日本にいる間は実家に滞在。

 
 
この家で育ったとはいえ、
実家を出てかなり経つから
自分の家という感覚は薄らいでいる。
 
 
それに
家は築40年ほどで古いし
今は母しか住んでないし
そもそもここには
2ヶ月くらいしかいないし
 
 
 
てな感じで
身近な不快に目を瞑ろうとしていた。
 
 
 
ここは母の家だから、
母なりにキレイにしているとはいえ、
 
 
 
私とはキレイの基準が違うし
高齢で掃除が行き届かないのも分かる。
 
 
 
だから家の中のちょっとしたところ、
お風呂のタイルとか窓のサッシとか
に汚れやホコリが溜まっていたりするのも
仕方ないなと思っていた。
 
 
 
でも一度気になると
何度も目につくようになって
 
 
その都度、あー汚いって
自分の気分がかなり下がっている
ことに気がついた。
 
 
 
自分が不快に感じているのに
そのままにするなんて
自分がかわいそう、
そんな風にも思えてきて、
 
 
 
気になっていたところを
掃除し始めた。
 
 
 
一度、はじめると
とことんきれいにしてくなって
無心で何時間も取り組んだ。
 
 
 
お風呂場は
自分が納得いくまでやったら、
お風呂に入る時間が
より快適でうれしくなったし、
 
 
 
部屋の窓をキレイにしたら
窓越しに見える風景が
もっとよく見えて
清々しい気分になれたし
 
 
その部屋にいることが
すごーく心地よくなった。
 
 
相変わらず古い家だし
ちょっとガタは来ているけれど
 
 
掃除したところは
キラキラ輝いてみえて、
家も喜んでいるように思えた。
 
 
 
 
 
 
 
せっかく日本に帰ってきたんだから
有意義に過ごさなきゃとか、
 
 
この期間を有効活用して
自分ビジネスして稼がなきゃとか
大義名分みたいなこと考えてたけど
 
 
まずは今いる場所からだ。
 
 
今自分がいる現在地をできる範囲で
最高にしてあげることも
自分の望みを叶えてあげてることだし
すごいこと。
 
 
 
そういう基本的な生理的な
自分の欲求をコツコツ
叶えていくことで、
 
 
 
日常の幸せだなと思う瞬間が
どんどん増えていく。
 
 
 
私はそういうことを
もっと増やしていきたいし
もっと幸せに生きたい照れキラキラ
 
 
(こちらは日本ではなくてアムステルダムの森。
心地よすぎて大好きな場所)