海外で暮らす前は、

 
 
 
日本は息苦しい
海外なら人目を気にしない
海外の方が気楽
海外の方が自由
 
 
 
なーんて思ってた。
 
 
 
 
日本語を話し、
聞こえてくるのも日本語。
 
 
 
自分の身の周りには
他人から聞こえてくる会話、
ニュース、広告や看板など
情報が多すぎて
自分から溺れ出していた。
 
 
 
日本が嫌でオランダに移住した
訳ではないけれど
昔はそんなことを感じていた。
 
 
 
 
だだ、オランダへ来て
3年半経った今は
日本の方が自由に見える時がある
 
 
 
というのも
言葉の通じない国で暮らすことは
 
 
 
 
自分に集中できる反面
 
 
 
 
常に外野にいるということだし
自分に制限がかかることもある。
 
 
 
 
日本では自由にできていたことも
できなくなることがある。
 
 
 
 
例えば
日本語以外で思ってることを
想ってるまま伝えるのは難しいし
 
 
ビザの関係で仕事を見つけるのも
難しかったりするし
 
 
交通ルールが違うから
車の運転も気軽にできないとか
 
 
友達も少ないから気軽に誰かと会って
たわいもない話するとかも
あまりできないとか。
 
 
 
 
 
3年半のオランダ生活を経て
ようやく、日本もオランダも
どちらにも良し悪しがあるな
という感覚にきた。
 
 
 
 
そして、
自由は環境や場所に
よるものではなく
 
 
 
 
自分の頭の中
次第だってわかった。
 
 
 
日本だから息苦しい、
海外だから自由、
というのではなかった。
 
 
 
日本にいたって
自分を生きていれば
自由を感じれるし
 
 
海外にいたって
殻に閉じこもれば
不自由にもなる。
 
 
 
 
来月久しぶりに日本に帰る。
 
 
その時に私はどう感じるのだろう。
 
 
前よりも自由を感じることが
できるのなら
 
 
 
また新しい幕が開く気がする。
 
 
 
うん、楽しみだ照れ
 
 
 
 
 

 

(オランダ移住する前、地元の友達がお別れ会を開いてくれた時の一枚。今のこんな感覚、あの時の私は知る由もないねチュー