緑が青々と茂り、それを見ているだけで

もう最高!幸せすぎるーって

大声で叫びたくなる5月。

(あやしいチュー。。)

 

 

そして5月は誕生月キラキラでもあって

なおさら大好きな時。

 

 

 

 

 

オランダに来てもうそろそろ丸3年。

 

 

オランダになぜ来たのかは

既にブログに書いていたけれど

なんとなく自分のためにも

 

 

今までの道のりを

改めて記しておきたくなった。

 

 

ということで、

昨年の記事を編集して再掲載。

 

 *

 *

 

 
学生だったり家族の仕事の都合なんかで
海外に住むってことはあると思うけれど、
 
 
私はその時40歳で独身。
特にオランダでやる仕事のあてもないし
学校に通うわけでもなく
 
 
 
ただ、「住みたい」
 
 
っていう思いだけでの移住だった。
 
 
 
海外に住んでみたいっていう思いは
中学生の頃からあった。
 
 
アメリカの映画や音楽が大好きで
寝ても覚めても映画雑誌を読み漁り
衛星放送で海外の映画をみて
海外スター名鑑を丸暗記するほど。
 
 
早々と中2でアメリカに
ホームステイをさせてもらったけれど
留学したいという希望は叶わず
そのままなんとなく大学を出て社会人に。
 
 
でもやっぱり海外に目は向いていて
広告会社を経てドイツ本社の
下着メーカーに勤めていた。
 
 
この会社へは男性下着の
商品開発アシスタントの
中途採用へ滑り込みで入社。
(めちゃくちゃセクシーな下着作ってた爆  笑
 
 
それから15年の在籍中には
やってみたかった仕事
 
商品開発、広告宣伝
マーケティング
ブランドマーケティング
海外への出張なんかを
ほぼ叶えることができた。
 
 
 
有給も取りやすい環境で、
だんだんとほぼ毎年
大好きなヨーロッパに
旅行に行くようにもなっていた。
 
 
ただ長く勤める間に
会社の状況も大きく変わり、
日本企業のように自由にやれていたのに
グローバル化へ方針転換。
 
 
その中で仕事をして行くうちに
私は自分の心を見失って
だんだんと辛くなっていった。
 
 
さらに40歳を迎えた時に
強烈に、この安定感の中で
ずっと暮らしていくのが怖くなった。
 
 
 
独身だから人生の大半は会社生活。
その会社生活の今後が予想ついてしまって、
それをただ送るだけの毎日がとても怖くなった。
 
 
先の見える20年を
送る事への恐怖。
 
 
 
その頃ちょうど、
オランダで個人事業主ビザが
認められるようになって、
日本人なら2年間住めることを知った。
 
 
でもこの頃はまだ自分が
行くとは思ってなくて、
 
 
すでにオランダへ行った人の
ブログを追いかけてたり、
友達にオランダ行きを勧めたりしていた。
 
 
自分には
独身だし40だしリウマチもあるし、
今さら海外行くの遅いと
自分に言い聞かせて、
 
 
とりあえず転職で
この不安の打開を図った。
 
 
 
でも転職先の環境に全く合わず、
いつもいい人を演じて
本音を隠している自分にも
嫌気がさしていた。
 
 
今となってはわかるけど
その環境だったからこそ
オランダ行きを考えれるようになった。
 
 
当時は嫌でしょうがなかった場所。
でもその時期があったからこそ
オランダにいる私がいる。
 
 
わざと私にとっての悪役を
演じてくれたのだと今は思える。
 
 
だってそれまでは、
いい歳した自分がいまさら海外移住?
 
 
って自分で自分をグサグサ刺して
想像することすら許してなかったから。
 
 
転職した先が合わなかったからこそ、
人ごとに思っていたオランダ移住を、
自分がやったらどうなるかって
考えるようになっていた。
 
 
自分がオランダに住む
としたらどうする?
 
 
ここからオランダ移住への道のりが
徐々に始まった。