政府は15日午前の閣議で、宮崎礼壹内閣法制局長官の退任と、後任に梶田信一郎内閣法制次長(62)を起用する人事を決定した。

 平野官房長官は閣議後の記者会見で、交代理由について、「詳しくは聞いていない。宮崎長官は3年数か月、ご就任いただいた。そういうことも含めて本人からの辞意を受理した」と説明した。

 内閣法制局長官を巡っては、政府は18日召集の通常国会から原則として国会答弁に立たせない方針を決めている。国会法は同長官ら4人を「政府特別補佐人」として国会に出席させることができると規定しているが、与党は官僚の国会答弁を禁止する国会法改正を目指しており、これを先取りするものだ。このため、宮崎氏の退任については「政府方針に反発して身を引いたのでは」との見方も出ているが、平野長官は「全く(関係)ない」と否定した。

 ◆梶田信一郎氏(かじた・しんいちろう)=71年東大法。内閣法制局第1部長、内閣法制次長。岡山県出身。62歳。 

阪神大震災で建物倒壊跡地 5年前とほぼ同じ(産経新聞)
容疑者23日間病気休暇、減給の過去 発砲3人殺害で市長陳謝(産経新聞)
橋下知事 支持率70% 毎日新聞調査(毎日新聞)
「新聞止めるな」記者奮闘 神戸新聞「1・17」ドラマ化(産経新聞)
寒さで?レール破断、JR千歳線2時間不通(読売新聞)