小学生で鬱と不登校になった私がどうやって回復したか
それもまた、一人の女の子によるものだった。
廊下でぼーっと座っていると、隣に座り話しかけてくれた。
なんの話をしたかは覚えていない。
それから顔を合わせる度に話しかけてくれた。
私も返事をすることができた。
でも怖かった。
また友達を作っても、また要らないと言われたら?
今の私はなんの面白いことも言えていないし、誰も笑わせることもできない。
そんな私が必要とされるわけがない。
でもうれしかった。
なにも上手な返答ができない、暗い私に話しかけ続けてくれた。
少しずつ学校に行くのが辛くなくなった。
その子の周りにいる子とも少しずつ話せるようになった。
少しずつ笑えるようになっていた。
少しずつ考えが変わっていった。
私のことを要らないと言ったあの子の為に、私はなんでこんなに苦しんでいるのだろう。
他にも素敵な人間は近くにいたんだ。
なんて無駄な時間を過ごしていたんだろう。
特にきっかけはなかった。
ふとそう思えた時、本当に視界が明るくなった。
お笑い番組を見てちゃんと笑えたし、
動物がかわいそう、と食べると気持ち悪くなっていた肉が食べられるようになった。
私がいま目の前にある肉を食べずに捨てても同じなら、食べて糧にしよう。
こんなにおいしい物を食べずに死ぬなんて勿体ない。
いろんなものがトントンと変わっていった。
そのきっかけをくれた子とは今も関係は続いている。
いろいろあったけど一度も仲たがいすることなく友達でいてくれて感謝でしかない。
この子がいなければ私は今生きていないかもしれない。
ずっと大切にしていきたい人の一人である。
マジ親より大事![]()
ちなみに今でもうっすらと早く死にたいという気持ちはなくなっていない。
でも暗い「死にたい」ではない。
私の性質や死生観の一部として受け入れて生きている。