こんにちは
無事に船便を出すことができ、今夜のフライトでインドを離れます
思い出いっぱいのインド
淋しい気持ちはもちろんありますが、小学校の先生が「帰宅までが遠足」みたいなことを遠足のたびに言っていたことを思い出し、
とにかく無事に日本に帰国することだけを考えています。
最後の最後に、あなたを嫌いになりたくないの
よろしくね、インドさん
昨日は、ノーティのスクール最終日。
クラスメイトにプチギフトを渡し、小さいお別れ会をしたいと事前にお願いしていて、
朝は通常通りノーティを送りに行き、その2時間後に私もプレゼントを持ってスクールに向かうというのが、当初の予定でした
が、昨日の朝、スクールに到着するなり、ノーティは大泣きで、
「スクール行きたくないママと一緒にいる」
を連発。
先週くらいから、ノーティは気持ちが不安定で、
「スクール嫌いクラスメイトも大嫌い」
とか、スクールの発表会で踊ったダンスの曲を流していたら、
「この曲嫌いだから、止めて」
とか、言うようになっていました。
本当にスクールを嫌いな訳ではなく、日本に帰るということに対して、ノーティの中で気持ちの整理がつかないんだと思います。
大泣きしているノーティと一緒にスクールの中に入っていったら、騒動を聞きつけて、ノーティのクラスメイトもみんな心配そうに教室から出てきました
「ノーティはGood boyでしょ泣いたらダメよ」
と、なだめてくれる女の子。
ノーティの親友・バーヴィンは、
「なんで泣いているの一緒に遊ぼう」
と、いつも通り声をかけてきました。
それでも泣き止まないノーティ
ふと見ると、ノーティのガールフレンド・オハナは、教室のドアから心配そうにノーティを見つめています
オハナもいつもの明るさがなくて、
「この子もきっと、もうノーティと会えないことをわかっているんだな」
と、私まで悲しい気持ちになってきました
担任の先生と相談し、一度ノーティを連れて帰り、送別会の時間に再度戻ってくることになりました
ホテルに戻り、プチギフトの準備をしながら、私はノーティに説教をしました。
「ノーティは本当にスクール嫌いバーヴィンも嫌いになっちゃった」
私が聞くと、首を振るノーティ。
「ノーティがさっきみたいに泣いてたら、みんな『ノーティはスクール嫌いなのかな』って、悲しくなっちゃうよ
ノーティがみんなのこと好きだったら、最後にちゃんと『ありがとう』って言わないとだよ」
一応理解をしてくれたのか、先生に贈るバラの花も一緒に選んで、再度スクールへ
2回目は、花束を抱えてスムーズにスクールの中へ入っていき、
私が他の荷物を抱えて追いかけた時には、クラスメイトと笑っているノーティの姿がありました
ノーティの周りに自然に集まってくれるクラスメイトたち
もう母さん、涙腺が決壊しそうです
最後にお友達と一緒の様子を見て、写真もいっぱい撮れました
そして、お願いしていたクラス写真も、ギリギリですがいただけました
良いお友達に恵まれて、本当に良かったです