フランスで「高速鉄道で2時間半以内で代替輸送できる短距離航空路線は運航禁止とする」という法律が5月に施行されたいうことです。
CO2(二酸化炭素)排出量削減を目的としたもので、2021年に仏議会で可決されおり、エールフランス航空なんかはすでに短距離路線を廃止してしまったそうです。
ちなみにこれを日本に置き換えると、新幹線で2時間半ぐらい、ざっくりですが東京-大阪間、東京-仙台間の航空路線が禁止されるということです。もし同じ法律を日本でやろうとすると、メディアは大騒ぎするでしょうし、相当の反対が出てくることでしょう。

この法律の是非をじじいは問うつもりはありませんが、こんな法律をつくったのはおそらくですがフランスが初めてではないでしょうか。
この先進性、独自性がやっぱり先進国なんだろうなっと思います。
やれ他の先進国はやっている/やっていないとか、ほかの国々がこれをどう考えているとか・・・・、政府、官僚はては有識者なんて人まで他国ばっかり気にしているこの国は、やっぱり先進国にはなっていないんだなぁと実感してしまいます。

独自性を持つこと、それは自分たちで真剣に物事を考えているということであり、それがあることがやはり先進国であることの必須条件なんだと、じじいはマジに思います。