中国当局は5月に米半導体大手マイクロン・テクノロジーの調達禁止の命令を出したとのことです。
詳細はメディアの報道に任せるとして、じじいが思うに、これは中国の悪手ですねぇ。
米国に対抗して同じような対抗手段に出たのでしょうが、このチキン・ランで辛いことになるのは中国だけです。
米国はほとんど痛痒を感じないでしょう。ただただ中国が自国の情報産業に痛手を負うだけです。

中国が後進国とは言いませんが、こと半導体の世界ではまだまだ遅れています
マイクロン・テクノロジーが得意とする高性能なメモリーや、高度なロジックチップなんかは、まだまだ中国では作ることができません
中国が得意とするのは、それらの高性能チップを組み合わせて製品に仕上げることと、それに組み込むファームウェアの部分です。

自国のことがきちんとわかっていれば、こういう手段にはでなかったと思うんですけどねぇ
どうやら世界がわかっていないような高官がバカな判断をしたんじゃないかと思います。

AppleもiPhoneの生産で脱中国を進めているようですし、中国もこれ以上無理な虚勢を張るだけ自分の首を絞めることになるんじゃないでしょうか。
なんせプライドだけは高い国ですからねぇ・・・、どこまで行けば矛を収めることができるんでしょうかね。