先日、バルミューダスマホ(バルミューダフォン)から撤退すると発表しました。
バルミューダ・ファンの中には驚いた人も多かったようですが、反面、投資家や経済関係の人たちには割と好意的に受け取られているようです。
ダメだったらさっさと手を引く、その決断の速さが評価されたようですね。

バルミューダがスマホを発売開始したのが2021年11月でしたから、販売期間は約1年半、1世代で開発中止となったようです。
これまでの日本のメーカーならばこんなに迅速に手を引くなんてできませんでしたし、たとえ赤字でも5年も10年も開発を続けていたと思います。
それに比べてバルミューダの決断の速さは称賛に価するとじじいも思います。やっぱりこの令和の時代に大きくなっている会社はいままでとは違うもんだなと思いました。
なんだかんだと言われているけれど、寺尾玄氏はやっぱりすごいですね。

で、このニュースと対比的なのが、楽天の携帯電話事業の話。
こちらもつい先日、資金を調達するために新たに株式を増資すると発表しました。もうほとんど泥沼の状態のようですね、楽天の携帯電話事業は。一機種のスマホ開発と携帯電話の電話網構築は事業規模として単純に比較できるものではないでしょうが、三木谷さんも引くに引けない状況になっているんでしょうかね。
ただじじいにはこの携帯電話事業は、楽天の致命傷になるんじゃないかと思われてなりません。

バルミューダ楽天、20年後にそれぞれの会社はどうなっているんでしょうかね?