荒井首相秘書官がLGBTについて許されない発言をしたということで更迭されました。
最初に云っておくと、じじいはこの首相秘書官に小指の先ほどの同情は感じるものの、言い方があまりにも酷いことがあるので、今回の処分は致し方ないと思っています。
まあ、ワキが甘すぎると後ろ指さされるのも、さもありなんという感じです。
でももっと問題だったのは、これがオフレコと約束した上での取材だったこと。
マスメディアは、これをいつものようにこれをトップで報道して騒いでいます。
でも実はこちらの方がとんでもないことだと、じじいは思うんですよね。
アホじゃないだろうか、日本のマスメディアは?
彼らは致命的な間違いをしていることに気づいていないのでしょうか?
もしそうなら、日本のマスメディアはどうしようもないところまでダメになっているようです。
彼らは本当に大事な信用あるいは信義というものを、自らドブに捨ててしまったのです。
これから先は、ニュースソースの方々は日本のマスメディアをまったく信用しないでしょうし、重要な真実を伝えてくれないでしょう。
その損失がいかに大きいことか。
そして重要な真実を報道できなくなったマスメディアは、次にお客(国民)に見捨てられるでしょう。
信用できない連中が集めた情報を、だれが真剣に聞いてくれるでしょうか?
今、日本のマスメディアに求められるのは、自らを律する強い姿勢です。
今回の不義理を行った記者、あるいは組織を世間に明らかにして、もしそれが悪意または故意のものによるなら、業界から追放するぐらいのことをしないといけないでしょう。
それができないならば、この国のマスメディアは終わりでしょうし、それはイコール、日本の民主主義の終わりだとじじいは思うのですよ。