本日のニュースでニューヨークの求人事情が報道されていました。ニューヨークでは大手企業も含めて広範囲な職種で人材不足になっていて、そのため労働者を集めるためには給料がどんどん上がっているとか。つまるところ需要と供給の問題なんですよね、労働者の給料(所得)も

それに比べて日本はどうでしょうか?
大手の企業はどこをみても人が余っている状況で、人を集めるどころか、いかに人を減らそうかと知恵を絞っています。
さらにTVCMを見ていればわかりますが、人材派遣業が大活況。それはとりもなおさず、労働者が必要なところには溢れるぐらいに派遣社員が供給されていると云うことです。
これじゃあ、日本の労働者の給料が上がるわけがありません。これも結局は需要と供給の話なんですね。

政府や有識者は労働者に職業訓練をすることで給料を上げようとしていますが、それはとんちんかんな対策でしょう。
昔、通信教育を受講すると仕事を紹介するというサギがありましたが、政府のやっていることもそれと大差ない話になりそうな感じです。

結局は仕事の口をいかに増やしていくか・・・、そして労働者が不足したら、需要と供給にしたがってその分に見合った給料のアップをすること。その自然な活動が、唯一の国民の所得を上げていく方法でしかありません。
そんな簡単なことも云えない日本の*****がメディアではばをきかせている限り、この国は救われないと思います