ぼくらを変えてくれたあの人へ | Litmus毎朝更新!現代へのリトマス試験紙

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おはようです。おおさわです。

今日は僕のブログにも書いた文の引用ですが、ぜひお読みいただければと思います。

いろんな思いがあって。
いろんなできことがあって。

僕のことを知ってる人なら、なぜこれを書いているか、なんとなくわかる人もいると思う。
いなくても別に構わないのだが、今日は飲めない酒を飲んでいる。そして酔っている。だから書いているのである。飲まなきゃやってられない気分になってしまったからだ。

2月に父を亡くして。
そして昨日、僕のことをいろいろ変えてくれた方が亡くなった。

父とは違ってその人には会ったこともないし、話したこともない。
遠いMacの中から見てただけである。

僕は覚えている。
初めて、iPod miniを触った日のことを。

それはまだ劇団があったころ。
派遣の残業が重なり、その月の給料はいつにもまして、安泰な給料だった。
調子に乗った僕は、新宿に繰り出した。

駅前のビッグカメラ。
そのモバイルオーディオ売り場に、そのiPod miniはあった。

当時僕はばりばりのWindowsユーザーで。台本はWordで書いていて。
そして音楽はネットウォークマンで聞いていた。
そしてウォークマンのイヤホンからC&Aをかけながら、なにげなく、完全に冷やかしでiPodのクリックホイールを触った。

衝撃が走った。

くるりとまわしただけでそのiPodの音量があがった。
そして逆にくるりとまわしただけで音量が下がった。
その快適さたるや・・・自分が今耳につけている、重いウォークマンをその瞬間に嫌いになってしまった。

ただ、単純な話しだ。最新のiPodを持ってる方はそれこそこのクリックホイール自体の話すらわからないかもしれない。クラッシック以外は今はホイールないからね。

たったその衝撃だけで、僕は歩いている店員を呼び止め、もうレジに並んでいた。

そして今、このブログはiMacで書き、iPhoneで友達とメールし、仕事もMacにずっと触れている仕事についている。
劇団は閉じてしまったけど、また復活に向けて本格的に動き出している。

それだけ変えてくれたものを作ってくれた方が亡くなってしまった。

僕は今日Twitterにこんなことを書いた。
「天国にいるお父さんも、Steve jobsに会えたかな」と。

まあ、シャイな父のことだから、会っても、声すらかけられなかったかもしれないけど。