皆様こんばんは。
株式会社 LTE 代表取締役、 3%泥酔ing Team 広報部長、 堤でございます。
「3%の会」という全国規模の勉強会があります。私はたまたまご縁があり、15年前の設立当初から会員を続けています。( https://www.facebook.com/groups/812413728800098/?fref=ts )
この会の中の車好きが集まって、「3%レーシングチーム」 通称 「3%泥酔ing Team」が設立されました。2009年のことです。
それ以来、レーシングカートやバイオ燃料レースカーなどでレースに出場し、ここ2年間は横浜ゴム株式会社さんからタイヤ供給のスポンサー契約をいただけるまでになりました。
タイヤ供給二年目になる今年は、これまでと同じガソリンエンジン車による耐久レースとは別に、電動カートのレースシリーズにも出場します。初戦は6月ですので、またレポートいたします。
さて、今回はガソリンカートでの4時間耐久レース初戦でした。
・ドライバー(1) 右ひじを負傷し、右腕に力が入らない。 ← 堤
・ドライバー(2) 首の筋が炎症し、右を向けない。
・ドライバー(3) 風邪で判断力、身体能力ともに低下。
・エンジン(1) 酷使され、ストライキ。 ← 決勝前の練習走行で壊れる!
・ドライバー(4) レース中に他車にぶつけられ肋骨を強打。 ひびや骨折には至らなかったものの、
ラップタイムには影響大。
といった状況で、人間/機械ともに満身創痍の状態でした。
それでもメカニックの必死の作業とその後のドライバーの頑張りで、完走(クラス13位/19台)することが出来ました。
練習走行に壊れてくれた、「おりこうエンジン君」のおかげで、決勝を走れ、順位まで着きました。なんとラッキーなことでしょう!!!
今シーズンも幸先良いスタートが切れました。
さて、これまでの交通安全系の話とカートレースは、何の関係があるのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
自分自身の感覚ですが、、、
カートを速く走らせようとすると、色々な車両の反応に対処しなければなりません。
極端な場合はスピンします。ですがスピンに至るまでの過程は、一般道と自家用車の組合せでは一生起きないかもしれません。
でも、カートでは簡単に起きます。ブレーキも、すぐにロックします。
これらの現象を体験しているかいないかでは、緊急時の対処能力に雲泥の差が出ます。すなわち、カートで様々な車両の挙動を体験することにより、一般道での緊急時の対処に差が出るのです。
一言で言えば、 『運転が上手くなる』 のです。
ですから私は、多くの運転者にモータースポーツを体験してもらいたい。限界時に車がどんな挙動をするかを経験して欲しい。そして、正しい対処法を身を持って覚えていただきたいと思っています。
まだ先ですが、こういった趣旨のスクールを開催したいと思っています。
引き続き、自動車の楽しさと交通安全系を発信していきますよ!!!
お付き合い、宜しくお願いいたします。