こんにちは。
今日は前回に続いて、少しモータースポーツ寄りのことを書いてみたいと思います。
皆さんはHDX(Hand Drive Xross)ってご存知でしょうか。
その名のとおり、「手で動かす」んです。何をって、レーシングカートをです。
なんでわざわざこんなことするかって、足が不自由で日常車椅子生活をしている人も、そうでない人も、このマシンならイコールコンディションで競争出来るでしょ! ってことなのです。
今シーズンは既に第一戦が終了し、年内に全六戦が行われます。
このレースシリーズは、NPO法人 ハンドドライブ・クロス協会( http://hdx.jp/index.html )が主催して、2005年の第一回大会から文部科学省の後援をいただき、文部科学大臣杯をを懸けてのレースとなっています。
誰でも出場できるレースなので、ご興味のある方は是非ご連絡ください。
私はこのNPO法人の理事として、主に車両の電動化を検討してきましたが、これまでは約一時間のレースを走りきる良いパッケージングが見つからずにいました。
今シーズンはエンジンカートと同等とは行かないまでも、パフォーマンスのかなり高い試作車を作れるものと思っています。
シリーズ後半にはデビューさせたいと思っていますので、またご報告します。
このレースシリーズのテーマは「共生」です。
“共生” “夢の創出” “新たな挑戦”をキーワードに、
「モータースポーツの場から発信する『共生』する社会」
「モータースポーツだからこそできる社会貢献」として新しい社会の仕組みを考える活動と位置づけています。
この車、レンタルカートサーキットの湘南シーサイドGP大磯で乗れますので、これまたご興味のある方は是非!!
日本では、いまだにモータースポーツというと社会的認知度・受容度が低く、暴走族と紙一重的なイメージがありますが、我々はこういう活動も地道ながら続けています。
パワーユニットが電気になることで騒音が消え、一期に社会の受容性が上がるものと期待します。
一般公道を走る車も徐々にですが電気化して行っている現代において、モータースポーツもFormula-eを頂点として電気化していって欲しいと思う昨今であります。