LE TEMPS DES CERISES -11ページ目

書いてみなさいって言われたから。

書いてみなさいって言われたから、書いてみる。
何で、こんなに太ることが怖いんだろうって・・・。

tak.は自分の容姿が標準なのか、それ以下なのか、それ以上なのか。
自分で判断がつけられない。
美的感覚というものが、何を基準にすればいいのかがわからなくて・・・唯一頼るものが体重計なんだ。
体重計の針(今はデジタルだから数値が)48kgを超えたら、駄目という基準があって、その体重を超えることは自分の中ではありえないことになってる。

その基準は、親戚の伯父さんに「太ったね」と思春期に言われたときの体重が48kg以下だったから。
48kgで「太った」のなら、それ以下でいて当たり前という感覚がまずある。だから、その多重から500g、10gでも増えたらパニックを起こす。

48kgの自分っていうのはtak.の中ではデブに入るかもしれない。tak.的には常に45kgから43kg、体脂肪率は18%~20%で推移していて欲しい。
それ以上は受け入れられないというか・・・許容範囲が48kgまでなだけで・・・本当は48kgも嫌だったりする。

"痩せていることが美しい"

そう、感覚を植えつけられている。
小さい頃に「細くて可愛いわね」と言われていた人間がいきなり「太った」と言われて、今でも鮮明にそのときのショックを思い出せる。それからは本当に太った自分というものの存在そのものが許せなくて・・・一時期は今よりももっとヒステリーだった。
痩せていることが女性の美しさの第一条件と全ての人に当てはめて考える人間だというなら自分の中の矛盾と戦うこともなかったのだけれど・・・やせすぎの人を見ると「気持ち悪い」ってtak.は感じる。
ただ、そのtak.が痩せすぎと感じた人と、自分が同じように他人に見えていることを認められない。自分はあそこまで細くない・・・だから大丈夫。まだこんなに肉が付いているから大丈夫と思ってしまいがち。

だから、今も、もちろん痩せようとしてる。
現状で48kgなんていう体重を超えてしまったtak.から45kg以下の体重を持つtak.へと戻ろう、戻りたいって真剣に考えてる。
それが回りに気持ち悪い、可笑しいという印象を与えているということは言われているけれど・・・辞めることが出来ない。自分を止めることが出来ない。コントロールできない。
ただ、只管に痩せたいという衝動と欲求とのみ戦っているけれど・・・太ってもいいという理性が、その衝動と欲求に勝てた試しはない。

お化粧をした顔。

仕事場で、鏡に映った自分の顔が真っ白で気持ち悪かった(爆)
チーク、入れたはずなのに、入れ忘れたみたいで・・・能面被った奴が立ってるみたいでした。

笑って誤魔化したとしても・・・

痩せたいという衝動はどうしようもなく突発的に襲ってきちゃうから困ったさん。
朝になって、「痩せなきゃ」って唐突に思い始めたらそれしか考えられなくなったりする。

精神的に不安手になってるときは「痩せていないといけない」って思い込んじゃう。少しでも「体重が増える」=「太った」に変換されて、何も考えられなくなって・・・。

周りから見たら気違いとか変人とか言われるくらい可笑しな人になってると思う。
実際、親からはそういわれるし・・・妹にも言われる。

痩せてない自分は、この世に存在しちゃいけないみたいな強迫観念に駆られてtak.は痩せていることに自分の存在意義を感じちゃうんだ。

周りの人は、tak.をみると「今でも充分細いから、それ以上痩せる必要ない」って言う。
でも・・・顔が丸くなる。
元が丸顔だから・・・少しでも体重が増えると顔にすぐ肉が付いて・・・どんなに痩せても顎のラインがはっきりすることがないから、もっともっとって欲求が自分の中で強かったりする・・・。
以前、摂食障害はやったことがあるからその名残かなと思ってるけれど、近頃酷くなってる気がして仕方がないのが正直なところ。
骸骨と言われても、「まだ、肉が付いてる」と答えてる自分が居たりして(苦笑)
本当は笑ってる場合じゃないんだけど・・・自分でも笑っちゃうんだ、パニックが収まると。

昨日は朝から、久々の大パニックを起こした。
体重が48kgを超えていて・・・tak.の中で48kgを越えたら、もうその時点でOutだったみたいで・・・気が付いたら仕事に行くことも放棄しそうになってた。
外に出れなくなってて・・・でて駅まで歩こうとしても、歩くのが怖くて。
結局、ママとお手々繋いで、駅まで行った。仕事は、なんとか意地でこなした。頭の中は「痩せなくちゃ」「痩せなきゃ」っていう言葉しかなかったけど・・・それでも辛うじてこなすことは出来たけど・・・多分今後もこういうことあるだろうと思うと治さないとってリアルに思う。

思春期の頃の言葉って、tak.の中を占める割合が大きくて、数度、親戚から「太った」といわれたからこちら、太ることが怖くて仕方がない。
500gという体重の増加でパニックを起こしちゃう。
ママは全てを知ってる。マーも全てを知ってる。だから、フォローは一生懸命してくれてる、恵まれてるって思う。
こんな姉を一生懸命支えようとしてくれる妹に、母を持っていること。

でも、治したいと思いながら、やっぱり「太る」=「500gの体重の増加」
体重計の針が48kgを超える、その現象が怖くて仕方がない。