なぜか急に思い出した。

というかずっとアタマの片隅にあって、
理由なく好きで、
自分もいつか物書きになりたいと、
中学時代にはじめて思わせてくれた人。

銀色夏生さん。



もう20年近く経つのに、
今でも印象に残っていて、
今でもソラで言える詩。

素敵な女子の皆様へ。





あなたをあきらめる理由を
ひとつひとつ数えあげてみた

あなたを嫌いになる理由を

小さいことから大きいことまで

性格の違いや好みの違いも

そうしたらわりと
次から次と出てきて

10コも20コもにもなった



そして

こんなことまでして
忘れようとしている

この恋の深さにハッとした

(銀色夏生『わかりやすい恋』より)




…ハッとした経験は、
かならず自分の糧になる。