「日月神示」に記される
「悪を抱き参らせる秘訣」



今日までの御教えは、
悪を殺せば善ばかり、
輝く御代が来ると云う、

これが悪魔の御教えぞ、

この御教えに人民は、
すっかりだまされ悪殺す、
ことが正しきことなりと、
信ぜしことの愚かさよ。


三千年の昔から、
幾千万の人々が、
悪を殺して人類の、
平和を求め願いしも、

それははかなき水の泡、
悪殺しても殺しても、
焼いても煮てもしゃぶっても、
悪は益々増えるのみ、

悪殺すてふその事が、
悪そのものと知らざるや、

神の心は弥栄ぞ、
本来悪も善もなし、
ただ御光の栄ゆのみ。


八又大蛇も金毛も、
邪鬼も皆それ生ける神、
神の光の生みしもの、

悪抱きませ善も抱き、
あななふ所に御力の、
輝く時ぞ来るなり。


善いさかえば悪なるぞ、
善悪不二と云いながら、
悪と善とを区別して、
導く教えぞ悪なるぞ。


ただ御光のその中に、
喜び迎え 善もなく
悪もあらざる天国ぞ、

皆一筋の大神の、
働きなるぞ悪はなし、

世界一家の大業は、
地の上ばかりでなどかなる、

三千世界大和して、
ただ御光に生きよかし、
生まれ赤児となりなりて、

光の神の説き給ふ、
誠の道をすすめかし、

マコトの道に弥栄ませ。



……

間違いだらけの人類。
変えるのも人類。
変えよう、変わろう。

戻ろう。